2010年6月4日金曜日

【学習指導と学校図書館8】

【学習指導と学校図書館8】
テーマ:総合的な学習の時間2
学生たちに科目「総合」でどのような授業を行いたいか
自分の頭で考えて以下のような項目についてA4一枚程度で書いて来い、
と課題を出したところからの続き。

1.テーマ(企画名)
2.学習のねらい
3.事前に必要な道具・協力相手など
4.必要な資料など
5.学校図書館をどう関わらせるか
6.具体的な内容と授業の流れ

実際に「総合」を受けた世代だから、
アイディアがまったく出てこないということはないようです。
が、米を育てる系の話が多いのは
どこかで検索したという気がしてならないですね。

個人的に一番おもしろそうだと感じた企画は

1-A.貧富の差体験学習
2.途上国の現状を知り、日本の豊かさを実感し、助け合いの精神を学ぶ
3.食事、途上国の現状に詳しい人間(ボランティアの現状に詳しい人)
4.『世界がもし100人の村だったら』、貧困がわかる写真や映像集
5.調べ学習の支援を行うための資料の準備
6.まず『世界がもし100人の村だったら』の読み聞かせ。
 写真や映像を見せる
 子どもたちにカルチャーショックを与えたうえで、
 富裕層1:中間層3:貧困層6の割合で無差別にグループ分け。
 富裕層には大量の食事を、中間層には空腹を満たす程度の食事を、
 貧困層にはごくわずかな食事を配る。
 教師はできるだけ口を出さず、子どもたちがどう行動するかに任せる。
 食事、片付けが終わったら感想を書き、
 途上国についてそれぞれ調べ学習をするためのテーマを決める。

感想:
すぐにGOサインを出すのはトラブルの予感だけど、
食育、体験学習、社会環境、国際性、という観点はいいよね。
ただこのままだと「食べ物を分けるか否か」という発想にしかならなそうなので、
貧困を解決するためにはどうしたらいいのか?
現在行われている努力とは?
土地に合う食べ物は何か?
食べ物を生産するためにどうしたらいいのか?
食べ物以外の豊かさとはなにか?
「ある人に魚を一匹与えれば、その人は一日食える。
魚の取り方を教えれば、その人は一生を通して食える。」
という言葉は教育の必要性を表していると思うが、どう感じるか?
などを発問としてちょっかいだしたら楽しそうだなーと思いました。

もちろん教員免許を持っていない人間のたわごとですがね。

それと、図書館にどんな資料を置くべきか、
調べ学習とは具体的に何をするのか、
などを事前に知っていたら発想方法が変わりそうなので、
それを先に教えるべきだったことは僕自身の反省点にします。


参考資料
・文部科学省「総合的な学習の時間」応援団のページの中の
 省庁からの支援
 これは有効活用したらおもしろそうですよね

・『総合的な学習の時間 実践事例集』
 小学校編、中学校編、高等学校編などあります。
 その中の小学校編から1つの事例を読ませてみましたが
 授業の本格的な組み立て方を習ってない学生には少々きつそうでした。
 読み物っていうより計画書だしなぁ。 

・『市内各小中学校における「総合的な学習の時間」への取り組み』
 これは地域資料です。今住んでる自治体にあったので活用。
 「総合」に関しては「地域」というのも重要な観点になるため、
 地域資料が必要になる機会がでてくると思います。
 問題は学校図書館にあるかって話ですが…
 公立の図書館に頼りまくるってのがよさそうですよね。

校長先生になろう
 偶然手に取りましたがおもしろかったです。
 これを読まなければ「よのなか科」のことは僕とは無縁だったでしょう。

全国[よのなか科]ネットワーク web研修用ビデオ 1-1、1-2、1-3を見せてみました。 
 僕の仕事は図書館について授業をすることなので、
 どのような点から学校図書館が授業の支援可能かを考えてもらったわけですが
 大学生たちにはピンときていない様子。
 彼らは図書館を使った使った経験がないせいか、 
 図書館の潜在能力を知らないというか、
 「図書館」が何をできるのかを体験的にはわかってないらしい。
 一通り説明したはずなんだけど、やはり体験させないと駄目か…。
 うーむ… どんな課題をだせばいいのやら???

 感想を見ると大学生たちも興味を持ったようで、
 いい資料を紹介したのは確かなんだけど改善の余地はあるな。

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