【学校経営と学校図書館10】【図書館資料論10】

2010年6月18日金曜日

授業用メモ

t f B! P L
【学校経営と学校図書館10】
テーマ:学校図書館の資料組織
資料組織的な作業の意義、
主題分析、分類、件名、目録、などの話。

資料組織概説の2回目から資料をもってきたので
改めて資料として挙げるものはないかな。

敷いて言えば自分の大学の図書館システムから
目録の入力画面とか持ってきたというくらい。
こんなとき、自分の研究室がなく図書館に席がある、
というのは大変便利です。
(もちろん普段は戦場です)


【図書館資料論10】
テーマ:図書館資料の評価と廃棄
PDCAサイクル、業務統計・調査統計、
貸出密度ほかの計算方法
ウィーディング、除籍、デポジットライブラリーなどの話。

参考資料:
資料廃棄基準の例として
ふと目に付いたという理由で千代田区議会図書室管理運営規程
をなぜか持ってきてみました。

が、今調べてみたら大学のある自治体でも公開してた。
評価結果とかも書いてあった。図書館年報をチェックすべきでした。
来年は差し替えです。
(大学の図書館内に基準がないことはご愛嬌)

デポジットライブラリーの話は
詳しく説明したわけではないけど
事前に 東京にデポジット・ライブラリーを
という本を読みました。

デポジットライブラリー(保存図書館)は、
教科書に必ずしも載っているとは限らない知識。
しかも言葉の定義がなんだか曖昧。
でも図書館情報学用語辞典
には載っています。
日本ではあまり見かけないせいかな。

これはまさしくこのブログむき。ぜひ取材に伺いたい。

それと「コレクションを作りなさい」という課題を出しました。
全部で20点の資料を揃えてもらうのですが
真剣に取り組んでもらうために、こんな条件を添えました。

条件①:資料は全部で20点そろえるものとし、20点の出版社が重複しないこと。
条件②:資料の内訳は、本12冊、雑誌3誌、DVD3タイトル、CD2(音楽用またはCD-ROM)タイトル。
条件③:想定する利用対象は自由に設定可。それに沿って集めること。
条件④:価格は15~25万円以内。
条件⑤:本棚など必要な設備は既に所有しているものとし、予算に含めない。(ただし必要な機器は明記)
条件⑥:偏りのない構成を目指すこと(特に思想面での偏り)。
条件⑦:使用目的の点でもバランスも考えること(例えば事典類ばかり、読み物ばかりというのはダメ)

なおかつ、選んだ理由も書けというもの。

自分だったらこんな面倒な課題やりたくないなーと
思ったのは内緒。

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自己紹介

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ある日突然図書館司書資格関係の科目を教えることになり、司書と司書教諭の必要科目の大半を担当していました。次に図書館関連の道具を販売したり建築・改築をする仕事に転職し、図書館の機械化部門で図書館システムやらIC関係の仕事をしました。現在は大学図書館の司書(大学病院図書室、電子資料契約、RDM等の担当)として勤務。 ブログは教員のころに始めたものなので、当時からするとコンセプトは大きくずれているけど、まあよしでしょう。 博士(図書館情報学)。

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