2010年6月27日日曜日

【文書管理11】【学習指導と学校図書館11】

【文書管理11】
テーマ:情報セキュリティ
テキストを読みつつ、
総務省 国民のための情報セキュリティサイト
の基礎知識部分、用語に関する部分を見る。
テキスト読んでる時間が多いし、あんまりやることがない。



【学習指導と学校図書館11】
テーマ:インターネット活用教育
(情報リテラシー、メディアリテラシー、コンピュータリテラシー重視)

情報モラル教材2005 体験から学ぶ
これを作成された越智貢教授の編集された本も2年くらい前に読みました。
たぶんこれだったと思うけど。
なかなか勉強になりました。

ネット社会の歩き方
授業用「学習ユニット解説付き」と電脳商店街で遊ぶ。

総務省 メディアリテラシー
「放送記者 坂井マヤ」で遊んでみるとけっこうおもしろいです。
授業では触れなかったけど、
「もうひとつのウサギとカメ ~映像のよみときを学ぶ授業~」も
ぜひ使っていきたい。
特に情報倫理のところが気になったけど、
民放連が頑張った、って話はあまりよく知らないので、
調査してみる必要があるね。


総務省 国民のための情報セキュリティサイト
の情報セキュリティ認識度チェックを学生にやらせてみる。
「基礎知識」の項目ではアニメがいろいろあっていいですね。
用語辞典もぜひ使ってほしい。

警察庁 サイバー犯罪対策室
ページ下部から「情報セキュリティ対策ビデオ」を選び
「アクセスの代償 ~あなたの知らないネットの裏側~」を見ました。
主に学校裏サイト・ネトゲの話です。
作品としてのクオリティも高いし、先生役の方が麗わしいし、おすすめ。

授業としてはここで時間切れになってしまいましたが
以下のものも紹介だけしておいた。

キャリアマトリックス(労働政策研究・研修機構)
特に「適職探索ナビ」の「興味から職業を探す」がいいね。

理科ねっとわーく 一般公開版
クオリティはかなり高いと思います。
理科の教員を目指す方にオススメ。

大学生たちも、とても授業を楽しんでいたようですが
ぜひこれからの社会に対応するために、
そして自衛のために正しい知識を勉強をしてほしいものです。

【学校経営と学校図書館11-12】【図書館資料論11】

【学校経営と学校図書館11-12】
テーマ:学校図書館活動(この表現が適切なのかよくわからない)
行事とかイベントとか掲示とかの話。

図書館だよりの例は
学校図書館の司書教諭になった同級生からもらった
某高校の平成21年5月号(No.1)を使用。

展示・掲示活動の参考資料は
渡辺暢恵著『子どもと一緒に進める学校図書館の活動と展示・掲示12ヶ月 コピーしてできる資料と型紙付き』,黎明書房から。

全体的に「企画」な仕事だから
自分の頭で考え、手を動かすことをメインに据えたい所。

でも図書館にどんなコーナー作ったらいいかと尋ねても
いまいちピンとこないらしい。
図書館を使ってないうえ、
学校内のニーズがイメージとしてわかないならやむをえないか…。

逆に考えると、
これは期末テスト時のおまけ問題にふさわしいということになるね

ニヤリ



【図書館資料論11】
テーマ:出版流通基礎
出版社、印刷会社、取次、書店の話。
制度(委託、再販、責任販売)の話もしたかったけど時間が足りなかった。
来週は出版流通の最新事情をテーマにする。

出版関連の基礎的なデータを見たければ、
NDLのリサーチナビ 出版統計(戦後)
を見るのもありだけど、

だいたい元の調査資料が同じだったりするので、
こちらの本
桜井秀勲『図解 出版業界ハンドブックVer.1』東洋経済新報社
を読んだ方が、わかりやすいし、まとまっているし、読みやすいし、おもしろいと思います。
出版の仕事もわかるしね。

あとは下の参考資料もなかなか。
日販とトーハン、2大取次が寡占する日本の出版流通事情(Business Media 誠 2009.8.26の記事)

出版科学研究所 出版科学研究所 4月期の売れ行き良好書

図解DTP用語辞典:版式

新文化

【図書館史11】【情報サービス概論11】

【図書館史11】
テーマ:日本近世の図書館
日本の江戸、明治、大正あたりの図書館。

参考資料:
○駿河御譲本関連の話は蓬左文庫の記述や
テキストの記述をまとめると、
・富士見亭文庫は家光のときに紅葉山文庫になる。
・家康隠居の際に富士見亭文庫から蔵書の一部を駿河に持ってくる(駿河文庫成立)。
・駿河文庫から御三家に分配(駿河御譲本とよばれる)
ということでいいのかな?
いまいちテキストの記述からはよくわからなかった。

○徳川光圀が作った「大日本史」の索引(近代デジタルライブラリー)
書誌情報を確認すると、責任表示は徳川光圀ではなく「源光圀」だったりして
ちょっとおもしろい。

国立公文書館 「大日本帝国憲法1」
も日本史とってたらすごい顔ぶれであることを感じるよね。

そのほか国立公文書館の所蔵資料として紅葉山文庫本、昌平坂学問所本、和学講談書本もあるので
使う気になったら使えるのでしょう。
僕はちょっと教養が足りなかったみたいですが。

この時期の公的な資料は
現代の保存場所が分散している印象がありますね。
といってもNDL、公文書館、東大がほとんどだろうけど。

それと国立国会図書館 蔵書印の世界には大惣の話とか載ってます。
このページの下の方を見ると、
『日本一の貸本屋 大惣』[ビデオ](名古屋市博物館)
というおもしろそうな資料があります。
気になるけど、さすがに授業ではそこまで触れられない。


【情報サービス概論11】
テーマ:データベースとインターフェース
リレーショナルデータベース、トランケーション、
集合番号付与、ストップワード、XOR、
ワイルドカード、隣接・近接演算子などの話。

参考資料:
なるほどナットク!データベースがわかる本
リレーショナルデータベースのイメージを簡単に説明するために
p.154-157あたりを拝借しました。
この本はわかりやすいです。いい本だと思います。

検索のテクニック的な部分は
情報検索の技術と知識情報検索の基礎知識から。

また、データベースの種類とか、流通過程は
情報検索の基礎知識のp.89,101,102あたりから。

この授業では使わなかったけど
体系的に学ぶ 検索エンジンのしくみ
も全文検索を説明するうえで、
過去に読んでおいてよかったと思った資料。

コマンド検索の例は
情報検索応用能力試験2級(2008)前半 問12 から。
うちの大学は設備が厳しくて、
なかなかいい画像みつからなかったし、
思い出せて助かりました。

2010年6月25日金曜日

【資料組織概説10】【図書館概論10】

【資料組織概説10】
テーマ:目録の利用法と検索
カード目録、OPAC、論理演算の方法などを解説。
カード目録の引き出し引っこ抜いてみたりしたものの、
特別な参考資料などは使わなかった。

自大学のOPACで検索できるフィールドの種類や、
特定の検索を行った時のヒット件数を調べて来いという課題を出す。


【図書館概論10】
テーマ:図書館と法律
法体系を概観した後,「図書館法(全文)」を読んで
ワークシートを埋めるという90分。
ワークシートは作ってみたものの、えぐみが足りない気がする。
あんまり面白くなかった。

図書館法以外の法律は
後期に行われる図書館経営論で触れるから
ここでは問題なし。


おもしろい資料を漁らなくても授業が成立してしまったため
なんのリンクもないという状態。

教養のために来年はなんか読もうかな。
でもそんな暇ないかなー?

2010年6月19日土曜日

没研究『所属大学の紀要の分析』を弔うコーナー

自分の所属する大学が発行する紀要について
昨年、一昨年となぜか編集委員を任命され
いろいろ思うところがあり
その評価・分析をして学内のいろんな方に
現実を見せて差し上げようと考えたのが発端です。

一応卒論、修論は計量書誌(引用分析)の畑だったし
お茶を濁す程度のことはできるだろうと
考えていたんですが…、
苦労の割にリスクしかないのでここで弔う運びとなりました。

でも似たような分析をやりたがる、
まっとうな大学におられる
図書館実務者や紀要委員の方もいるかもしれないし
小ネタとしてここに書いておくことにしました。

やりたかったのは以下のようなことです。

1.「掲載論文とそれが持つ参考・引用文献リスト」と
 「掲載論文を引用した論文」を集める。

 引用関係を見るといったら
 Web of ScienceかScopusあたりが定石ですが
 しょんぼり大学ではそのような貴重なデータベースはなく、
 仮にあったとしても、収録対象にはなってないでしょう。
 ということでciniiをみたところ
 論文数:300弱、被引用文献数1桁という数字が出ました。

 もうこの段階で「いかに引用されたか」という方面での分析は断念。
 Price Index値を出すこともできない。
 母数も少ないし、自己引用だったりかなり険しい状況。
 
 でも、この段階ではめげない。


2.掲載論文のジャンルごと、著者所属学科ごとの比率を算出。
 文系から理系まで、様々なジャンルを取り扱っている
 本学の紀要に対して著者集団がいかに頑張っているかを見る。

 でも昨年、一昨年を見てる限り
 まっとうな学術雑誌に出せないから紀要に出してる論文が少なくない
 といわれる実情を知っていると気が進まない。 
 ただし、文系の論文はこの限りではありません。
 (まず情報行動が違う。それに紀要の論文をもとに取材依頼が来た先生もいる。)


3.掲載論文が持つ参考・引用文献から
 人気の雑誌・著者を統計的に出してみる。
 さらに、それらが図書館に何%くらい所蔵されているか調べる。 
 要するにアクセシビリティの調査。

 しかしながら、うちの紀要はジャンルが多彩すぎて
 分散する可能性が高く、学内の組織もよく改組するし、
 「大学内に資料がない!」とお怒りの方が多いのも
 ヒアリングで知っているというのが泣き所。
 ただし、置いてある資料を探しもしないで文句ばかりいう方も
 いるので実務面のために出してみたいとは思う。  


4.過去の掲載論文が持つ参考・引用文献リストの
 「新鮮度」を調べ、図書館が集めるべき資料、整える環境に関する糧とする。
 3.の発展形。
 
 「直近の資料何年分くらいを目につく所に並べるか」という発想から。
 これも3.と同じ問題を抱えていて、
 しかもインターネット情報資源の扱いが面倒。
 (ウェブページを作った時でカウントするか、
  閲覧した時[書き方が統一されていないので実質収集不可能なデータ]で
  カウントするかが問題)


ということで、総合的に見て、
データの収集から分析に至るまでに
それなりに時間がかかりそうな割に
大学に都合の悪い結果が出てくる可能性が高く、
お蔵入りと相成りました。 チーン

分析するときに嘘とプロパガンダはご免だぜ!

学内用の資料にしかならないものを作っても
業績にはならないし、そんなことしてる暇はないからねぇ…。


実務用に以上のことをやってみたいという方は
ぜひ試してみてください。
そこそこおもしろいと思いますよ。


本当は情報検索とメタデータの勉強をしたりとか、
引用の理由と位置の関係とかを研究したいんだけど
それは大学院の博士に進んだ時のネタにしようかと思っているし、
厳しく意義を問われそうだから
収集データを選ぶ所で色々考えたいので別件です。

基礎研究は人気ないんだよね…。ハァ…。

2010年6月18日金曜日

【文書管理10】【学習指導と学校図書館10】

【文書管理10】
HTMLなどMarkup Languageについて少しお勉強。
実際のwebページのソースを見せながら、
ここはこんな感じで…という説明をたどたどしくこなすのであった。
基本はテキストだからあまり書くことがないんですよね。

【学習指導と学校図書館10】
テーマ:情報社会、情報教育と学校図書館
情報教育(小・中・高)の体制や、
高度情報化社会で起こりうる社会問題の話。
学校図書館はほとんど関係ない回になってしまいました。
理由は下部の方を見ればわかります。

参考資料:
中央教育審議会 21世紀を展望した我が国の教育の在り方について(第一次答申)
第3章 情報化と教育
[5] 情報化の「影」の部分への対応より。
古いけど、いろんな意味でおもしろいなーと思いました。

あとはメディアリテラシー関連でおもしろかったのは
総務省 放送分野におけるメディアリテラシー
ですかね。

それと
サイバー犯罪対策室:平成21年度サイバー犯罪検挙状況等について
上部のメニューから、例えば「統計」を選んでクリックすると
さりげなくでてる矢印が好き。
実は再来週あたりに別件でまた使わせてもらう予定。

あとインターネット白書の2008年版
資料6-5-1の「有害情報の知識[2007-2008]」を使って
学生の知識を問う遊びをしてみました。

・項目 [インターネット白書2008の認知率(%)/担当科目での認知率(%,N=25)] 

・コンピュータウイルス [84.3/28]
・フィッシング [76.6/12]
・個人情報漏えい [73.9/-(授業で触れている)]
・なりすまし [70.5/8]
・スパムメール [69.2/0]
・スパイウェア [67.8/0]
・ブラウザークラッシャー [20.6/0]
・キーロガー [16.2/0]
・DoS [15.5/0]
・ボット [12.8/0]

デジタルデバイド全開ですね。

ちなみに高校の「情報」の時間に何をしてたか、
そして大学の「コンピュータ演習」(必修)で何をしてるか
学生たちに尋ねてみたんですが、
たいてはword、excel、power point、と答えるわけです。

つまり情報モラル、メディアリテラシー(コンピュータリテラシーの意味ではない)の基礎
を教わる機会が全くなかったらしい。

これはウイルスまみれになるわけだー… 

ということで来週、再来週で
著作権とメディアリテラシー教育をやりますが、
教えることが多すぎて
基本は自学学習に任せざるを得ないのが現状。
教養科目でやってほしいけどなあ。

【学校経営と学校図書館10】【図書館資料論10】

【学校経営と学校図書館10】
テーマ:学校図書館の資料組織
資料組織的な作業の意義、
主題分析、分類、件名、目録、などの話。

資料組織概説の2回目から資料をもってきたので
改めて資料として挙げるものはないかな。

敷いて言えば自分の大学の図書館システムから
目録の入力画面とか持ってきたというくらい。
こんなとき、自分の研究室がなく図書館に席がある、
というのは大変便利です。
(もちろん普段は戦場です)


【図書館資料論10】
テーマ:図書館資料の評価と廃棄
PDCAサイクル、業務統計・調査統計、
貸出密度ほかの計算方法
ウィーディング、除籍、デポジットライブラリーなどの話。

参考資料:
資料廃棄基準の例として
ふと目に付いたという理由で千代田区議会図書室管理運営規程
をなぜか持ってきてみました。

が、今調べてみたら大学のある自治体でも公開してた。
評価結果とかも書いてあった。図書館年報をチェックすべきでした。
来年は差し替えです。
(大学の図書館内に基準がないことはご愛嬌)

デポジットライブラリーの話は
詳しく説明したわけではないけど
事前に 東京にデポジット・ライブラリーを
という本を読みました。

デポジットライブラリー(保存図書館)は、
教科書に必ずしも載っているとは限らない知識。
しかも言葉の定義がなんだか曖昧。
でも図書館情報学用語辞典
には載っています。
日本ではあまり見かけないせいかな。

これはまさしくこのブログむき。ぜひ取材に伺いたい。

それと「コレクションを作りなさい」という課題を出しました。
全部で20点の資料を揃えてもらうのですが
真剣に取り組んでもらうために、こんな条件を添えました。

条件①:資料は全部で20点そろえるものとし、20点の出版社が重複しないこと。
条件②:資料の内訳は、本12冊、雑誌3誌、DVD3タイトル、CD2(音楽用またはCD-ROM)タイトル。
条件③:想定する利用対象は自由に設定可。それに沿って集めること。
条件④:価格は15~25万円以内。
条件⑤:本棚など必要な設備は既に所有しているものとし、予算に含めない。(ただし必要な機器は明記)
条件⑥:偏りのない構成を目指すこと(特に思想面での偏り)。
条件⑦:使用目的の点でもバランスも考えること(例えば事典類ばかり、読み物ばかりというのはダメ)

なおかつ、選んだ理由も書けというもの。

自分だったらこんな面倒な課題やりたくないなーと
思ったのは内緒。

2010年6月16日水曜日

【図書館史10】【情報サービス概論10】

図書館史という授業があります。
この授業は開講時間の都合で
司書資格とは関係ない学生が60人くらいいます。
たぶん看護学科なんだけど。

で、今日はその授業に3分くらい遅れてしまい、
ああーいそがなきゃなーなんて考えながら教室に向かう
エレベータに乗りました。

そしたら可愛い女の子が乗りこんできましてね。
エレベータから下りるときにも「開」ボタンとか押して
先に行かせてくれるんです。

いい娘さんだと思いましたよ、ええ。

そしておもむろに一言尋ねてきました。
「図書館史ですか?」と。

もちろんさわやかな笑顔(のつもり)で答えました。
「図書館史ですよ」と。

そしたら小走りで教室に向かってかけて行くじゃないですか。

なんかそのシグサが可愛いくて。

だいたい、教員より先にいかなきゃと思うなら
エレベータの開くボタンなど放置して先に行きゃあいいんです。
2人しか乗ってないんだから挟まれやしないんだもの。

学生同士だったらデートに誘うところなんじゃないかとか
第二次ファンクラブ組織かと考えt…

え? 仕事しろって?
しょうがない。以下は残り滓です。


【図書館史10】
テーマ:日本古代~中世の図書館
ひとまず室町時代くらいまで。
曇徴、石上宅嗣、芸亭、百万塔陀羅尼、
足利学校、金沢文庫などの話。

参考資料:
足利学校の歴史については、
オフィシャルな映像としてまとめられていたので使わせて頂きました。

きりしたん版については
国際基督教大学図書館による解説や、
印刷史研究会編『本と活字の歴史事典』,柏書房,2000に詳しく載っています。
その中から、「ぎやどぺかどる」の最初のページを印刷。
古活字版とかも少し載ってる。
あとは、来週さりげなく出てくる伏見版とか駿河版とかも詳しく載ってる。

ちなみに
「ぎやどぺかどる」とは「罪人を悪よりひきいだし導くこと」らしい。
そしてキリシタン版は、ひらがなさえよく読めないフォントです。
初っ端の「や」とか読めなくてびっくりしたよ。

数だけ比較すると
インキュナブラなんかより貴重な気がするけど、
価値はあまりないんだろうか。


関係ないけど、歴史を概観するうえで面白かったので
平凡社の『世界大百科事典』から"藤原家"の
家系図を持ってきて見せてみた。 

一条家とかも道長の系譜になるんだね。勉強になりました。



【情報サービス概論10】
テーマ:各種演算子と検索のテクニック
コマンド検索、近接演算子、フレーズ検索、
ストップワード、トランケーションとかを説明しようと思った。

しかしJ-DreamⅡを使おうと思ったら
教室からはプロキシ使わないとアクセスできないためか
IPアドレスによるログインができなくてどうにもならなかった。

おかげで60分くらい何の準備もしないで授業をすることに。
いやー、検索の話で助かった…。

レコード、フィールドという概念や
データベースの基本的な形、
フレーズ検索とストップワードなどについて説明と実演。

たぶん全文検索の仕組みから説明しないと
トランケーションやストップワードは理解してもらえなさそう。
こいつは骨が折れる作業になりそうだ。


あ、今書きながら思い出した。
CD-ROM版の文速(科学技術文献速報)とか使えばよかったんだ。
しまったな…。

2010年6月15日火曜日

課題:人の盲点を突く図書館を探して来い

先週の課題を本日回収してきました。
かわいい学生たちが調べてきた図書館とは…?
(×n)と書かれているのは重複数です。
人と被ると得点数が減るという運要素の絡む課題になっております。

単なる加点要素の課題だから緊張感が欲しくって、つい。
「まさに外道!」という声が聞こえるね!

あと、名前に図書館が入ってるけど
絶対何か間違っている、という回答もありますが
細かいことは置いておきましょう。

とりあえず以下のようなものが挙げられました。
(学籍番号順だったので、ここでは実質順不同)

Kawatetsu Chiba Hospital Library
日本医薬情報センター附属図書館
食の図書館
宝塚メディア図書館
海外職業訓練協会 国際情報センター
教育図書館
日本の酒情報館ライブラリー
広告図書館
日本鯨類研究所図書館
米沢嘉博記念図書館(×3)
食とハーブの図書室
チラシ図書館
名簿図書館
日本航空協会航空図書館(×2)
日本自分史文学館
ポーラ化粧文化情報センター
日本点字図書館
経営史料センター
旅の図書館
ミステリー文学資料館(×2)
司馬遼太郎記念館
国土交通省図書館
銀行図書館
豊川おもちゃ図書館「びっくりばこ」
住まいの図書館
いたばしボローニャ絵本館
子ども道路図書館
丸善・本の図書館
静岡県立静岡がんセンター あすなろ図書館


独断と偏見で選んだ去年の大賞は「コロンブス図書館」だったけど

今年の大賞はこれかな。
経営史料センター
 主な蔵書資料:会社史(社史) 7,000冊 という男気あふれるコレクションにぐっときた。
 他にどんな資料があるんだろう。気になります。

次点はこの辺かな。
子ども道路図書館
豊川おもちゃ図書館「びっくりばこ」
いたばしボローニャ絵本館

あと審査員(※1人しかいない)特別賞はこちら。
・日本鯨類研究所図書室


他は去年見た気がするから別に驚かないです。
とはいえ、また一つ図書館のことに詳しくなってしまったな!
人の労力で自分の知識が深まるなんて最高だな!
まさに外道!

【資料組織概説9】【図書館概論9】

【資料組織概説9】
テーマ:目録とは
目録とは何か、その種類、歴史、
集中目録作業、書誌ユーティリティなど。
この科目で一番覚えにくい単語であろう、
「書誌ユーティリティ」がついにお出ましだよ。
OCLC、NIIとかは学生にはキツイようですね。
馴染みが全くないからしょうがないよな…。

冊子体の目録は普段全く出番がないので
ここで少し遊んでみるのもありかと思い、
『國書總目録』を使って「出雲国風土記」の所在を調べてもらった。

別に何でもよかったんだけど。
「イズモノクニ~」で調べないと探せない
(正しい読み方を知らないと排列に対応できない)ってのは
コンピュータの検索に慣れてしまうとつらい所だね。

なんとなくNII動画チャンネルβ
「NII広報ビデオ」とか見せてみようと思いました。
でもなぜか今日はアクセスできなかったため断念。
学内ネットワークの問題なのか…?
そして「ICタグとネット社会」という講義が面白そうだったので
学生にすすめてみたけどたぶん見ないだろう。
僕も夏休みにご飯食べながら見ようと思って
とってあるから学生のことは言えないというのは反省すべき点。

おまけ。
WorldCat libraries in RedLaser iPhone app

1万再生オーバーのレビューよりこっちの方が好き。
それとよく見たら別にこの動画新しくもなかった。
やっちまった!


【図書館概論9】
テーマ:インターネットと著作権
前回からの続き。
著作権の制限、自由利用マーク、EYEマーク、
公衆送信権・送信可能化権、クリエイティブ・コモンズ、公共貸与権なんかの話。
そんなに難しい話はしないけど。

学生は約50人いるけど、
クリエイティブ・コモンズやダウンロード違法化について
知ってる人は1人くらいだったんだ…。
そんなにマニアックな話でもないと思っていただけに
少しショックを受けたよ。

社会教育はもっと振興されるべき。
学校教育はそれ以上に振興されるべき。


参考資料:
文化庁 著作権

不正商品対策協議会

違法?合法?ダウンロードにご注意!〜著作権法改正(政府インターネットテレビ)

簡単に分かるクリエイティブ・コモンズ

これってクリエイティブ・コモンズ・ジャパンの
オフィシャルなYouTubeアカウントからあがってるんだよね?
もっと伸びていいような気がするんだけどな。
ああ、でも去年は別な所で見た気がするし
移転して間もないのかな?

2010年6月14日月曜日

ネタ企画原案:図書館人材中継所

授業期間が終わってテストが片付く
8月中旬まではフットワークが重いので
しばらくは妄想ばかりになりそうです。残念です。

で、今回思いついた企画名は「図書館人材中継所」。
まーたアホなこと言いだしたよこの人、と言われるかもしれないけど
将来何かの役に立つかもしれないので
メモだけしておこうと思いました。


企画としては単純で、
「図書館に就職したい人(特に学生)にUstreamとかで
 生中継アピールしてもらう。
 それを各図書館の人事採用担当とかが見ていて
 スカウトできたらwin-winですよね。
 それを大学内に作り、学生用に作ったら
 就職率も上がるかもしれないよね。」というもの。

 1人で語るのが恥ずかしいなら
 この私目がトークで就職希望者の魅力を引き出してやろうじゃないか
 ということも企画段階としては付け加えておきたいところ。
 (企画が実現するとしたら、やらない方がいいと思われる)

いや、まあ、ネタ発言ですから、ハハハ。
ちゃんと下に無責任発言タグもつけておくからね。


潜在的な需要だけはあると思うんですよ。
図書館に就職したい学生はいっぱいいるし。

おぼろげな記憶では一年間に司書資格を取得する人が約1万人で、
そのうち100人くらいしか正規で採用されないとか何とか。
つまり積極的なアピールをする場が必要かなと。

それに就職の採用面接って短時間な場合も多いだろうし、
特定のアカウントを持つ人だけが見られるようにしておけば
(つまりそれらを管理する人が最低でも必要になるけど)
なんとかなるんじゃないかな、と。

人材派遣業者には割と厳しい目で見てる人が多い気がするし
だったらいっそのこと学生とかが
自らアピールするってのも良いではないかと思ったわけです。

あと「就職対策」と銘打っておけば
資金が必要になった時に大学側とかOB会みたいな所を説得したら
もらえるかもしれないという強かさを前面に出しましょう。
世の中はきれいごとじゃないんだぜ?
自分の懐を痛めずに事を成すなら利害関係者を連れてこないとね。


問題点はやはり「視聴者がいるのか」とか
「個人情報保護」関係でしょうかねぇ。
やずやみたいになると大変だしな。
それにお金取っちゃうと派遣業者と同じ扱いになるし、
そこで競合して勝ち目があるほどのノウハウは当然持ってないし。
管理者にはリスク(個人情報の流出等)しかない気がするし。

とりあえず、発想から実現可能性を簡単に検討してみました。
まだ本気じゃないから先行事例とか調べてないんですがね。
ずいぶん前に図書館関係者専用SNSみたいなのも
見かけたような気がするし、
似たようなサービスはいくらでもありそうだしね。


まあ、誰かの脳を刺激するかもしれないし、
書くだけ書いてみたってことで。
もし爆発的な需要でもあったら誰か捕まえて実験しようかな ニヤリ

【文書管理8-9】【学習指導と学校図書館9】

【文書管理8-9】
コンピュータやネットワークやデータの話が多いので、
授業中にサイバーライブラリアンさん
のサイトを見せたりします。
画像、音声、動画データの話は他でも読むんですが
わかりやすいなー、と思いまして。
ハードウェアの記憶装置とかが特におもしろかったです。


【学習指導と学校図書館9】
テーマ:調べ学習
調べ学習ってなんだ、という話。
ちなみに調べ学習は「調べる」ことだけに重点を置くべきではなく、
「テーマを決める→調べる→まとめる→発表する」という
それぞれの段階において考えるべきことがあるようです。

参考資料
ナビポ
調べ学習の方法がわかりやすかったので
全体的に参考にさせていただきました。

学習指導・調べ学習と学校図書館
から高瀬舟の授業計画部分の表だけ一部拝借させていただきました。
調べたら改訂版が出てるんですね。旧版使ってしまった。
ちなみに学生に高瀬舟知ってるか尋ねたら
1割も知らなかったわけで、残念だった。
習った教科書が違ったのかもしれないし、仕方ないけど。
有名そうだから読む! という残念な動機の人とかもいて欲しい。

その他、事例が載っていて目を通したのは
みつける-つかむ-つたえあう
です。
事例を見てると、工夫したり注意するポイントが
いろいろあることに気がつきます。

あと直接関係ないけど授業前にこんな資料を読んでおきました。
情報化の進展に対応した教育環境の実現に向けて
情報教育との親和性の高さについて少し考えたかったもので。

さらに時間があったら
新・図書館の達人 〈6〉 レポ-ト・論文作成法
を見せてもおもしろかったかもしれないです。
大学生向けだと思うし適切かどうかはよくわからないけど。
ついでに言うと時間が足りなかったわけですけども。

来年は教師向けの指導用講習映像でも探してみるかな?
灰色文献の類になりそうなテーマだから暇なときにやろうっと。

【学校経営と学校図書館9】【図書館資料論9】

【学校経営と学校図書館9】
テーマ:学校図書館の資料
図書館資料論の2~4回目あたりから流用。
敷いていうなら、マイクロフィルムの話を削って
紙芝居とか絵本とかの話を混ぜようとしたら時間足りなかったくらい。
なので敢えてここに書く参考資料はなし。

【図書館資料論9】
テーマ:コレクション構築に役立つ資料
あらかじめ、資料選択のために役立つ資料をリストアップ。
(出版情報誌とか書評とか、雑誌新聞総カタログとかね。)
そして「それらを所蔵している最寄りの図書館を探して来い」
という課題を出しました。

ノーヒントだと可哀そうなので以下のサイトをオススメしておいた。
・Nacsis-webcat
・総合目録ネットワーク
・カーリル

ついでに「最新版のバージョンも書いてね(ハート)」という
一言を付け加えたので、出版社のwebページなりを調べるか
出版目録とか見ないと終わらない課題となりました。

課題を作っといてなんだけど、大変そう。

そして次の回では
「ちょっとそれらを使ってコレクション構築してきて」という
恐ろしい課題が出るのであった。

課題を作っといてなんだけど、くわばらくわばら。

【図書館史9】【情報サービス概論9】

【図書館史9】
テーマ:中国 三国~明まで
なんと1800年を90分で!
教科書の大事そうな部分を凝縮です。
さすがに詰めすぎたかな。仕方ないけど。

参考資料(あんまり関係ない)
History map of East Asia for 2000 years


UNESCO World Heritage
莫高窟の写真とかを無駄に使ってみるために
なぜか参考資料に。
この授業ではちょこちょこ世界遺産のお話とかが
絡んでくるので、学生を驚かすためだけに
いろいろ使ってみます。

しかし関係ないなー


【情報サービス概論9】
テーマ:「集合」と論理演算子
おもにAND、OR、NOTの検索について。
検索の基礎です。

検索とは集合作りだ!ということで
導入に「集合」で使う記号の説明とかしてみたけど、
学生に高校時代に習ってないといわれる始末。
あれは選択だったんだっけ? 反省が必要となりました。

真理値表は使わなかったけど
逆に使った方がわかるのかな…?
去年は30人中2人くらい理解してくれた人がいたけども。

ということで論理演算子の基本を教えたあとは
ひたすら演習問題(自作)をこなしてもらいましたので
特に参考資料とかもなく、今回は全体的にさびしいですね。
アニメでも作ろうかな。

でも学生は検索に対する関心が高いようなので
このまま来週の「その他の演算子(隣接演算子、関係演算子、トランケーションなど)」も
乗り切ってもらいましょう。

2010年6月9日水曜日

【資料組織概説8】【図書館概論8】

【資料組織概説8】
テーマ:件名標目表
語の統制うんぬんというのは先週シソーラスでお勉強。
今回は事前結合方式、事後結合方式、標目形、直接参照、連結参照
など少々覚えにくい話もあるので分けました。

カード目録を使わないと
事前結合方式のありがたみとかよくわからないよなー
ということで、来年は順番を変えよう。

思いつく範囲で件名標目表はこのくらいあるけど
『基本件名標目表』
『医学件名標目表』
『国立国会図書館件名標目表』
『中学・高校件名標目表』
『小学校件名標目表』
『シアーズ件名標目表』
『アメリカ議会図書館件名標目表』

ルールの違いを詳しく話すには僕が勉強不足なため
手に入ったいくつかの件名標目表を見せてみました。

基本的にBSHで詳しく説明して、
表の使い方をしようかと思ったんだけど、
『小学校件名標目表 第2版』,2004が意外に使いやすかったのでそちらも使ってみた。
(『中学・高校~』の方は特におもしろくない。)

どんな感じかざっと書くと、

全国学校図書館協議会件名標目表委員会編が作成。
A4版で大きい。
五十音順、分類順、国名の標目表があり、細目だけの表はない。
また、基本件名標目表のようにシソーラス化されていない。
標目は児童の日常用語など親しみやすい件名を採用する方針。
たとえば、「法律」はあるけど「法制」とかは不採用だった様子。 
あと注記がシンプル。

記号凡例はこんな感じ(抄)。
・直接参照(誘導が目的。こっちじゃなくてあっちの使えや!ってかんじ)
→ を見よ参照
← を見よあり参照

・連結参照(他の標目候補を示す。特に下位語を「をも見よ参照」で表現)
⇒ をも見よ参照
⇐ をも見よあり参照

○ 個々の名称を例示するにとどめたことを示す注記
◎ 件名付与作業のための注記(スコープノートみたいなもの)

この記号表現がわかりやすいなぁと思ったわけです。


そしてBSHについて書くのはテキストの仕事ですので 
ここには書きません。

図書館で使われてる各種ルール(目録、件名、分類)について
どのルールがどのくらい使われているのかも気になるところだけど
その辺は来年にまわそう。
たぶん調査している人はいるんだろうし。


【図書館概論8】
テーマ:専門図書館、著作権の基礎

専門図書館について語れと言われても
事例紹介にしかなりえないよなーと考えた結果、
例を挙げながらちょっとだけ説明。
そして「他人に"こんな図書館があるのかー"と言わせる図書館を探して来い」という課題を出す。
以下の項目を記載することも条件としました。
専門図書館は公共図書館とはいろいろな点で異なる場合があるからね。

1.組織名(図書館名):
2.取り扱っている主なテーマ:
3.利用可能者:
4.場所:
5.利用時間:
6.ホームページの有無:
7.どのような機能(サービス)があるか:

ちなみに「他の学生と被らなかったら加点するよ」
という悪魔のような言葉も忘れずに付け加えました。
来週が楽しみです。


それと今回は著作権の基礎的な話がメイン。
保護期間がどうとか、著作物ってなんだよ、
著者はどんな権利を持ってるんだよ、とか。
知っておいて損はないと思いますので。

参考資料
文化庁とか
情報検索の基礎知識

著作権の制限とか、クリエイティブコモンズとか
ダウンロード違法化などはまた来週。

情報メディア学会第9回大会のお誘い

現在、情報メディア学会の第9回大会を企画する委員としてのお仕事を
こなしております。

僕がこんなところでごにょごにょしても
世の中に対する影響力はほとんどありませんが、
企画を立てる側にいる以上、責任を持ち、
例えわずかであっても参加者を募る活動は必要です。

今回のテーマは「ナビゲータとしての情報コンシェルジュ : 個別のニーズに合わせた情報提供」です。
「コンシェルジュ」が何かというのは、当日に専門の方にお話しいただくとして
とりあえず「多様な要望に自在に応える人」くらいに考えておいてください。

つまり
「情報を提供する役割を担う人間が上手に各種要望に応えるには?」がテーマとなります。

一番のターゲットはレファレンス等の
情報サービスを担当する方になりそうですが
それ以外にも
この就職しにくい図書館業界で生きていくために他人と差別化をはかりたい!
という方も大歓迎です。

残念ながら僕が参加受付を担当するわけではないので
愛嬌たっぷりなお返事はできませんが
ご参加頂けるとうれしいです。

ご都合のつく方はぜひ!

2010年6月7日月曜日

NDL国会分館見学レポート

多くの方に貴重なお時間を頂き
国立国会図書館の国会分館を見学させていただきました。

休館日に丁寧な案内を頂いたこと、
およびこのような形での公開を許可していただいたこと
改めてお礼申し上げます。

実は同時に参議院院内、参議院議長公邸も見学し、
撮影と公開の許可を頂いたのですが
まとめるのに時間がかかりそうなのでまた別の機会に。
(かなり貴重な資料になる予感)


さて、今回お邪魔した国立国会図書館国会分館ですが、
国会議事堂の4階と5階にあり(5階は書庫)、
組織としては国立国会図書館の「調査及び立法考査局」に属しています。
調査及び立法考査局の"国会向けアンテナショップ"としての位置づけであると伺いました。
国会分館長以下12人の職員で動いているそうです。

館内レイアウトを見て頂けると、

衆参両議院の間に(またがる形で)図書館が存在することが想像できるでしょうか。
席は全部で74席。
国会議員、議員秘書、国会職員、院内会派・政党職員、
行政府職員、報道関係者等の国会関係者のうち、
院の出入記章を常時帯用する方をサービス対象としており、
一般国民が使うところではありません。

通常は月~金曜の9:30~17:00が開館時間ですが
国会審議の状況により、
開館時間の繰り上げ、夜間延長、休日開館も実施。
夜中の2時でも3時でも審議があるなら開館だそうです。
すごいですね。霞が関時間という気がします。

それと資料に関してですが、収集・保存の方針は
"国政審議をはじめとする議員の活動を支援するため、
議事・法令資料、法律・政治・経済・社会の社会科学分野に重点を置いて、
一般図書、参考図書、雑誌、新聞を選書、収集している。
図書については原則として約10年分、
雑誌については一定期間(3か月~5年)保存している。"そうです。

≪データ:収集状況/平成21年度≫
図書     5807冊(購入5,223冊、納本・寄贈584冊)
       毎週100~150冊ほどの新刊を受入。
雑誌・新聞等  802種(購入416種、納本・寄贈386種。複数収集あり)
議事資料  15,100部(複数部数受入、調査及び立法考査局、国際交換用に使用)

≪データ:蔵書構成/平成21年度末現在≫
議事資料:約12,600冊
法令資料:約3,230冊
一般図書:約43,200冊
参考図書:約15,000冊
雑誌:  489種
新聞:  139種
図書の分類はNDLCを採用しており、
ほとんどが社会科学系(政治・法律・経済)の資料です。
それ以外にベストセラー、趣味、娯楽の本も少しあるという状況。

新聞のうち、国会議員の方に地元の情報を提供することを主とした
地方紙が約60紙あります。
データベースでヒットしても図表がない場合がある、
何面のどこに掲載された記事か、支持者の動き、
自治体の選挙結果を町村単位で知りたいという要望もあるため
原紙を重視しているそうです。

政治活動に必要な業界紙や政党紙も充実です。



あと朝日、毎日、読売、日経、産経、東京新聞各紙の
連載記事、社説を切り抜きし、ファイリングしています。
(概ね5年館保存。OPACで検索もできる。)


データベースは
・D1-Law.com、リーガルベース、Lexis Nexis、ジュリストなどの法律系
・聞蔵Ⅱビジュアル、ヨミダス文書館、毎日Newsパック、
 ProQuest、OCLC ECOなどの新聞記事
・現代日本人名録、Japan Knowledge
・会社四季報、民力、SourceOECD、EIU
・大宅壮一文庫雑誌記事索引などが使えるそうです。

調査局の国会向けホームページ「調査の窓」内に
国会分館のページを設け、
国会WANを通じて(つまりインターネットから一般の人がアクセスするようにはできていない)
「国会分館OPAC」による資料検索が可能。
国会分館所蔵資料のうち、
図書約58,200冊、雑誌・新聞約640タイトル、議事資料80タイトル、
新聞連載記事切抜約19,000件が検索できるそうです。

貸出条件はこんな感じ。
貸出冊数:5点以内、
貸出期間:新刊図書は3週間、それ以外の図書は1カ月、
     雑誌・新聞(最新号を除く)は1週間、議事資料1週間



施設面でおもしろいのは
衆参両方にカウンターがあること、
議員専用の閲覧室があることでしょうか。


ちなみに議員閲覧室の中はこんな具合です。












よさそうな椅子ですね。
机どうしのスペースもあって
ここで勉強したらとてもはかどりそうです。

ソファーの後ろにあるオレンジ色の冊子ですが、
これは『調査と情報 -ISSUE BRIEF-』というもので
調査及び立法考査局の調査員の方が、
国政の重要課題について簡潔にまとめたものです。





これをもとに調査した成果を説明し、
議員の方を含めて意見交換をする「政策セミナー」を開催しているそうです。


あと電子情報コーナーもなかなか。

ここには新聞の切り抜き資料や、端末が置いてありますが


記者席、


秘書席、


などがあるというのはこの場所ならではでしょう。
でも地方自治体の議会専用図書室とかもこんな風になってるのかな?


利用状況については以下の通り。
≪データ:平成21年度の利用状況≫
開館日数240日(うち国会開会日数155日)

国会議員
・議員閲覧室の利用者数 1,219人(5人/1日平均)
・資料貸出冊数     5,074冊(21冊/1日平均)
・複写枚数       21,039枚(89枚/1日平均)
・レファレンス     424件(3件/1日平均)

国会関係者
・利用者数       49,998人(208人/1日平均)
・資料貸出冊数     21,222冊(92冊/1日平均)
・複写枚数       12,490枚(52枚/1日平均)
・レファレンス     694件(4件/1日平均)

利用者となる範囲が極めて限定的なことを考えると
利用者数はけっこう多いかも。

参考資料:国立国会図書館月報583号 2009.10 p.18-21
     見学のために作成して頂いた資料
     利用案内用リーフレット

感想:
総理大臣経験者、全国紙の論説委員なども訪れるという
場所柄かもしれませんが、
丁寧な説明をすることに慣れているという印象を受けました。

お話を伺っている時にも常に「使命・役割」を意識して
「国会・国政のために」という気概が伝わってきました。

開館時間やレイアウト(議員閲覧室の前にカウンターがある)にも
それがあらわれていて
個人的には「日本で一番緊張感のある図書館」なのではないかと思いました。
(与えかねない影響の大きさという意味でも)

見学前は、レファレンス資料がほとんどなのではないかと
考えていたのですが、それだけではないことにも驚きました。

個人的に「これは!」と思った資料はこのあたり。
月刊ニューポリシー


庶ミシュランとメシラン


議員あいさつ例文集


それ以外にも逐次刊行物やデータベースによる「最新情報」と
第1回目の議会にまで遡る「長年蓄積された資料」が存在するというのも、
国会分館ならではでしょう。

僕は正規の利用者にはなれそうにありませんが
利用できる方は大変うらやましい環境です。

全体的にとても貴重な勉強になりました。
下世話な気がするけど、
国民の一人としてはどの政党が一番勉強熱心なのかも尋ねてみればよかったかな?

2010年6月4日金曜日

【学習指導と学校図書館8】

【学習指導と学校図書館8】
テーマ:総合的な学習の時間2
学生たちに科目「総合」でどのような授業を行いたいか
自分の頭で考えて以下のような項目についてA4一枚程度で書いて来い、
と課題を出したところからの続き。

1.テーマ(企画名)
2.学習のねらい
3.事前に必要な道具・協力相手など
4.必要な資料など
5.学校図書館をどう関わらせるか
6.具体的な内容と授業の流れ

実際に「総合」を受けた世代だから、
アイディアがまったく出てこないということはないようです。
が、米を育てる系の話が多いのは
どこかで検索したという気がしてならないですね。

個人的に一番おもしろそうだと感じた企画は

1-A.貧富の差体験学習
2.途上国の現状を知り、日本の豊かさを実感し、助け合いの精神を学ぶ
3.食事、途上国の現状に詳しい人間(ボランティアの現状に詳しい人)
4.『世界がもし100人の村だったら』、貧困がわかる写真や映像集
5.調べ学習の支援を行うための資料の準備
6.まず『世界がもし100人の村だったら』の読み聞かせ。
 写真や映像を見せる
 子どもたちにカルチャーショックを与えたうえで、
 富裕層1:中間層3:貧困層6の割合で無差別にグループ分け。
 富裕層には大量の食事を、中間層には空腹を満たす程度の食事を、
 貧困層にはごくわずかな食事を配る。
 教師はできるだけ口を出さず、子どもたちがどう行動するかに任せる。
 食事、片付けが終わったら感想を書き、
 途上国についてそれぞれ調べ学習をするためのテーマを決める。

感想:
すぐにGOサインを出すのはトラブルの予感だけど、
食育、体験学習、社会環境、国際性、という観点はいいよね。
ただこのままだと「食べ物を分けるか否か」という発想にしかならなそうなので、
貧困を解決するためにはどうしたらいいのか?
現在行われている努力とは?
土地に合う食べ物は何か?
食べ物を生産するためにどうしたらいいのか?
食べ物以外の豊かさとはなにか?
「ある人に魚を一匹与えれば、その人は一日食える。
魚の取り方を教えれば、その人は一生を通して食える。」
という言葉は教育の必要性を表していると思うが、どう感じるか?
などを発問としてちょっかいだしたら楽しそうだなーと思いました。

もちろん教員免許を持っていない人間のたわごとですがね。

それと、図書館にどんな資料を置くべきか、
調べ学習とは具体的に何をするのか、
などを事前に知っていたら発想方法が変わりそうなので、
それを先に教えるべきだったことは僕自身の反省点にします。


参考資料
・文部科学省「総合的な学習の時間」応援団のページの中の
 省庁からの支援
 これは有効活用したらおもしろそうですよね

・『総合的な学習の時間 実践事例集』
 小学校編、中学校編、高等学校編などあります。
 その中の小学校編から1つの事例を読ませてみましたが
 授業の本格的な組み立て方を習ってない学生には少々きつそうでした。
 読み物っていうより計画書だしなぁ。 

・『市内各小中学校における「総合的な学習の時間」への取り組み』
 これは地域資料です。今住んでる自治体にあったので活用。
 「総合」に関しては「地域」というのも重要な観点になるため、
 地域資料が必要になる機会がでてくると思います。
 問題は学校図書館にあるかって話ですが…
 公立の図書館に頼りまくるってのがよさそうですよね。

校長先生になろう
 偶然手に取りましたがおもしろかったです。
 これを読まなければ「よのなか科」のことは僕とは無縁だったでしょう。

全国[よのなか科]ネットワーク web研修用ビデオ 1-1、1-2、1-3を見せてみました。 
 僕の仕事は図書館について授業をすることなので、
 どのような点から学校図書館が授業の支援可能かを考えてもらったわけですが
 大学生たちにはピンときていない様子。
 彼らは図書館を使った使った経験がないせいか、 
 図書館の潜在能力を知らないというか、
 「図書館」が何をできるのかを体験的にはわかってないらしい。
 一通り説明したはずなんだけど、やはり体験させないと駄目か…。
 うーむ… どんな課題をだせばいいのやら???

 感想を見ると大学生たちも興味を持ったようで、
 いい資料を紹介したのは確かなんだけど改善の余地はあるな。

【学校経営と学校図書館8】【図書館資料論8】

【学校経営と学校図書館8】
テーマ:学校図書館の施設と設備

学校図書館のレイアウトがわかる図面を
ネットで探してみたけど、わかりやすいものが見当たりませんでした。

こんなこともあろうかと、
事前に『日本図書館協会建築賞作品集―1985-2006 図書館空間の創造』を図書館にリクエストしておいてよかった!

で、これを見ると
学校図書館として受賞しているところはほとんどなかったんですが
中央大学附属高等学校図書館(p172-173)の図面が見られます。

ただ、どうみても市立図書館クラスの建築物っていうか…。
平均的な高校の蔵書数ってたしか2万冊程度だったと思うんですが
11万冊までいけるような規模ってのは学校図書館と考えるべきか少し悩みました。

図面には気になるところがいくつかありますし、面白いからよしとしました。
・吹き抜けで開放感がある
・和室(畳の部屋)らしきものがある
・視聴覚室が広い(14列×12人?)
・教室がある(閲覧室とは別フロア)
・保健室がある
・録音室がある

どんな使い方なんだろう。とても気になります。

webサイトで現在の様子も拝見してみたんですが、
受賞時(1986年)とはレイアウトに変更がありそうです。
利用者用パソコンも80台ほど導入されているようですしね。
どこに置いたんでしょうね?

気になりますね。お願いしたら写真撮らせていただけるかな…?


参考資料
・JIS A 0150 建築製図通則 に建築に使う記号がいろいろ載っているらしい。
残念ながらうちの大学にはJIS XとJIS Cしかないから確認できませんでしたが。

設備面の話をするときに参考になるのは
株式会社金剛さんのwebカタログです。
2008年の図書館総合展だかで免震書架を拝見した時の衝撃が思い出されます。

専門メーカーとしてのノウハウ、製品情報>図書館設備・用品
保管・収納什器(製品)>自動書庫
免震システム>免震書架>動画

このあたりを見せながら、知識を深めてもらいました。
学校図書館では予算的にもスペース的にも難しいし、
それほどの設備は必ずしも必要ないけれど、面白かったからね。
カタログを見る授業があってもいいと思うんだ。

そういえば「KONGO BOOK ROBO」の動画ってあったかな?
あればぜひ見たいところです。


【図書館資料論8】
テーマ:図書館における資料の選択・廃棄・評価1
資料の選択についての話。
資料収集方針、資料選定基準、
要求論・価値論、ブラッドフォードの法則、インパクトファクターなど。

参考資料
千代田図書館の資料収集方針の例を抜粋して読ませてみる。
他にもインターネット上で収集方針を公開しているところは数多くありますが、
すっきりまとまっている気がしたので。
図書館の自由について勉強した後の方が
理解が深まるかもしれないけどね。

・ブラッドフォードの法則
pptで手抜きシンプルアニメを作って概要を説明。
それを紙に印刷した時のカオスっぷりを直すのは今後の課題。
正しく理解できているという自信を持てるなら
この場で公開するんだけどね。
数値的な部分に気にかかることがありまして公開は見送りです。

・トムソンサイエンティフィック社『研究評価のためのビブリオメトリックス手法早わかり』
素晴らしきかな非売品。諸事情により持っております。
インパクトファクターの計算式、
そしてその使いどころや問題点などを説明するために活用させていただきました。
最初に「論文」とはどんな構造か、その引用とは何か、
というのを図示してみたけど、
やはり学生には分かりにくかったようで。
大学図書館関係者でインパクトファクターを知らない人もいっぱいいるし、
公共図書館のための資格である「司書」がわからなくても
しゃあないかなー、と思ったり思わなかったり。

【図書館史8】【情報サービス概論8】

【図書館史8】
テーマ:中国古代の図書館
だいたい殷から漢までの話。

甲骨文、金文、古文、大篆、小篆、隷書
簡牘、帛書、史記、漢書、紙
諸子百家、別録、七略などに簡単に触れる。

うわー こう書くとむずかしそー
でも文字と文化の有名どころを簡単に説明という程度です。
基本はテキストだし。

参考資料(関係なさそうなものも多数)
Taiwan e-Learning & Digital Archives Program簡牘の写真のイメージとして参考にさせていただいたけど、
英語版はないのかな…? 中国語はきついな。

世界の文字の図典
あまりにおもしろそうだったので買ってしまった本。
金文の氏族の職業を表していると考えられる記号がかっこいい。
あと関係ないけど、線文字Aとかも好き。
暇がないからパラパラめくっている程度だけど買った価値があると思う。

・History of paper - Paper

イメージだけ。初期の紙はもっとぞんざいな材料みたいだし。

紙の歴史―文明の礎の二千年
写真多数、カラーページが多くきれいな一冊。
手元にあると便利そう。
始皇帝は一日60kgもの簡を使ったとか書いてあったはず。

日本銀行 貨幣の歴史
秦の貨幣の話のネタに。

おまけ
兵馬俑博物館
※すごく重いので注意。


【情報サービス概論8】
テーマ:情報検索と検索システム、評価
検索って何をすることなのかと、
索引語を使って蓄積するシステムの基礎的な仕組み。
テキストに書いてある程度のお話。
全文検索のシステムまで考えると混乱すると思ったのでパス。
というかぼんやりとしか理解してないのですスミマセン。
あとはノイズ、モレ、再現率、精度などについての話。

参考資料
情報検索能力基礎試験の問題
2008年の問題を一部抜粋して遊ばせてみる。

あと手元に関係がありそうな謎のメモが。
「F因子=再現率と精度の調和平均。
1/F=1/2(1/R+1/P)。R=再現率、P=適合率(精度)。F=(R+P)/2RP。」
と書かれている。
確か検索結果の評価とかの話だったと思うんだけど。
ちゃんと勉強して来年は資料に組み込みたいところ。

relevance feedbackの話も追加できればなおよし。
2年前くらいに使ったデータベースについてたけど名前が思い出せないなぁ。

2010年6月3日木曜日

【資料組織概説7】【図書館概論7】

【資料組織概説7】
テーマ:索引語による検索の基礎とシソーラス
語の統制って何の意味があるのか、
シソーラスを使うことでどんな得があるのか、という話。

参考資料
・JIS X 0901-1991 シソーラスの構成及びその作成方法

BTG:類種関係の上位語、BTP:全体部分関係の上位語
NTG:類種関係の下位語、NTP:全体部分関係の下位語

これらの記号を使っているデータベースを見たことがなくて
軽く流す程度にしか触れられなかった。
今度データベースのプロの人に教えてもらおうかな。
あと『アローグラフ』という表現方法も載っていて、
紙ベースの発想だなー、という気もしたけどなかなか面白かった。
キャプチャーして載せたら怒られそうだからできないけど。

・JST(JICST)科学技術シソーラス2008年版
http://jdream2.jst.go.jp/html/thesaurus/thesaurus_index.htm
使いやすさ、わかりやすさで言ったらやはりこれかなー、という気がします。
慣れ親しんでるからかもしれないけど。
でもweb版だと主題カテゴリコード(下記のBA01)がなんなのかは
すぐ分からない作りですね。
なので、紙ベースのシソーラスの表を見るしかないみたいです。
J-DreamⅡを契約してれば見られるのかな?

例____

情報検索(ジョウホウケンサク)
BA01
NT 事項検索
・データ検索
・・化学構造検索
遡及検索
____

ちなみにBA01は「ドキュメンテーション」です。
大学の図書館にふるーいカテゴリ索引があってよかったー。
資料組織、情報検索用語はだいたいこのジャンルに入ってたようです。


・PORTAhttp://porta.ndl.go.jp/
おもしろい表現方法として採用。
検索>辞書検索>キーワードで「専門図書館」と検索すると
いい感じにいろんな種類の線が出てくれるのでうれしい。




【図書館概論7】
テーマ:学校図書館
学校図書館ってどんなかんじ?、という話。
状況を数字で概観するところからスタートしたけど、
今回は計算とかする必要がなかったのでそのまま。
あとは生涯学習の時代に何をするべきか、
リカレント教育とかリメディアル教育とかもあわせてお話。

参考資料
平成20年度「学校図書館の現状に関する調査」結果について
学校図書館のデータベース化率がこの状態なのに、
学校図書館系のテキストには
「TRCDとかからダウンロードできるから自分で目録作れなくても大丈夫!」
みたいなことが書いてあったりするという…。
僕の記憶違いならいいがね…。
司書教諭の人たちは現場出たら大変そうね。

平成20年度子どもの学習費調査
読書世論調査/学校読書調査
(読書世論調査に関しては、2009年版の方が面白いデータが載ってる)

新学習指導要領 生きる力

よくわかる生涯学習

来年は調べ学習の話とか、面白そうな事例でも探そうかな。