【文書管理5】【学習指導と学校図書館5】

2010年5月11日火曜日

授業用メモ

t f B! P L
【文書管理5】
ダラダラテキスト読ませて説明を補足するスタイルで進める科目。
当然テキストは一通り読んでいるし
ある程度は補足説明できるつもりでやっているけど
「キロ、メガ、テラ、ペタ…あれ? なんか足りない? あれ?」
とかやってたら学生にしっかりやるように訓告された。
そらそうだ。やっちまった。というか恥ずかしい。

【学習指導と学校図書館5】
テーマ:読書関連活動と法制
読書調査、文字・活字文化振興法、朝読書、
子どもの読書活動の推進に関する法律

法律についての判断までは踏み込まないんですが
ワークシートを作って法律の原文を読ませています。
「文字活字~」も「子どもの読書~」もかなり短いので。

読書関係は資料が多すぎて探すのが大変ですが
便利なページもありますね。
国際子ども図書館 子どもと本をつなぐ人のページ

国際子ども図書館のサイトにも載っているけれど以下は役に立った資料。

親と子の読書活動等に関する調査の一部分より抜粋。

 a.親が子どもの読書に期待すること
 ・読解力が身につく(71.2%)
 ・知識が増える(64.8%)
 ・想像力が養われる(54.8%)
 ・創造力が養われる(53.2%)
 ・表現力が身につく(49.7%)

 b.子どもの読書に影響を及ぼす親の行動
 ・家に本をたくさん置く
 ・図書館に連れて行く
 ・読み聞かせをする期間が長いほど、子どもが読む冊数が増える
 ・保護者が読書に肯定的だと、子どもも読書に肯定的になりやすい

 c.子どもの読書活動を推進するために必要なこと(学校での活動)
 ・読書の時間の設定(70.6%)
 ・読み聞かせ(47.9%)
 ・「調べ学習」など学校図書館を使った学習の充実(43.4%)
 ・学校図書館の開放(35.7%)
 ・学校図書館の蔵書や機器の充実(28.5%)

その他、自由意見も見てると参考になります。
実際には厳しそうなことも多い気がしますけど…。

○読書世論調査 毎日新聞社
○学校読書調査 毎日新聞/学校図書館協議会
毎年このシーズンになると1冊にまとまって出版されます。
2009年版の資料から問題を作成し学生の感性を問うてみます。
以下の問題は答えから興味深いことがわかります。
でもここに答えは書きません。

 a.読書世論調査 
 ・本を読まない理由No.1は?
 ・一年間に一回以上図書館を利用する人の割合は?

 b.学校読書調査
 ・一ヶ月間の平均読書数は何冊?(小・中・高それぞれ)
 ・ケータイ小説を携帯電話または本で読んだことがある割合は?
 ・携帯電話で小説を読んだ感想No.1、No.2は?

2010年版も借りてきて見ているけど
Google問題、1Q84についての世論調査などには
あまり興味がないので、授業資料には組み込みませんでした。

そのほか統計の取り方を詳しく読んでないので、
「小話」の域を出ないネタとして使える程度だけど、
約65%の人が「その本読んだことある」と嘘をついた経験があるようです。

小ネタとして読書療法に関しても少し調べてみたけど、
臨床関係の方がちょこっとやってみたという程度のものが多く、
あまり体系的ではなく授業のネタにはできませんでした。
残念。

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自己紹介

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ある日突然図書館司書資格関係の科目を教えることになり、司書と司書教諭の必要科目の大半を担当していました。次に図書館関連の道具を販売したり建築・改築をする仕事に転職し、図書館の機械化部門で図書館システムやらIC関係の仕事をしました。現在は大学図書館の司書(大学病院図書室、電子資料契約、RDM等の担当)として勤務。 ブログは教員のころに始めたものなので、当時からするとコンセプトは大きくずれているけど、まあよしでしょう。 博士(図書館情報学)。

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