【学校経営と学校図書館4】【図書館資料論4】

2010年5月11日火曜日

授業用メモ

t f B! P L
【学校経営と学校図書館4】
テーマ:学校図書館の歴史
主に明治以降の日本学校図書館の歴史について。

参考資料:
ビデオ足利学校の歴史
日本最古の学校らしいので、まずここから。
実はおととい(授業後)現地に行ってきたんですが
映像としておもしろいものは特にありませんでした。
いい写真も撮れませんでした。公式動画が一番です。
でも面白い資料はあったので、週末あたりにまとめます。

○新教育事典
「新教育」という1つのジャンルについて
調べる必要があったのでいろいろと。
ドルトン・プランとか説明読んでも理解しきれた気がしないよ…。
教員免許なんて持ってないんだ…。

○学校図書館五〇年史
読むには分厚い資料なので
「第一部 学校図書館五〇年の歩み」だけ読みました。 

途中に出てきた資料で気になったのはこれ。
・学校図書館職員調査結果(抄)『学校図書館』1960年11月号 
         小   中     高
配置率     8.7  : 14.6 : 63.0
性別(女子率) 89.6 : 84.2 : 80.2  
給与(私費率) 75.0 : 69.1   : 64.3
※数字は%

半世紀前はほとんど学校に配置されておらず、
女性の職業であり、
給与はPTAからもらうなどして賄われていたこともあるという。

あと教科書に書いていないこととしては
70年代あたりの日教組との協力と別離かな。初耳。
あくまで全国SLA側の視点でしか書かれていないので
別離の理由について日教組側の見解は違うかもしれないけど。

教員って主張の激しい人がおおいよなー
多様な考え方を認めるとか苦手そうな人もけっこういたなー
お涙ちょうだいという攻め方がすきなひとおおかったっけかなー?
などと思い出しながら読みました。
職場環境的にそうなるのかもしれないね。
子どもの相手は全力でガツガツやらないと難しそうだしね。

あ、そういえば事業仕分けされた子どもの読書活動の推進事業って
その後どうなったんだろう。
記憶が確かなら事業仕分けとやらはその後に予算の復活調整が起こりうるから
追調査しないとはっきりわからないんだよな…。
あとでまた調べなくては。
ああ、早くうちの大学にも官報の電子版を導入してほしい…。


【図書館資料論4】
テーマ:ファイル資料・加除式資料・マイクロ資料・視聴覚資料

バーチカル、シェルフのファイル資料については
マイクロソフトのクリップアートとか使ってそれっぽく説明。
本当は写真も撮りたいけど
奇麗にファイルが積んであるところが
周りに見当たらなくて困惑です。

加除式資料については「早業」の回で公開していた
(現在修正編集中およびライセンス調整中のため見られません)
パートの方の差し替え業(わざ)を見せました。
学生いわく、
「あれは免許が必要な仕事」
「早送りですか、どうやったらなれますか」
だそうな。パートを5年もやればできるってさ。

あとうちの大学は
マイクロフィルムリーダを持ってないくせに
なぜかマイクロフィッシュ(micro fiche)が
あったので、授業で回覧しました。
24X(1/24)だと「文字が書いてある気がする」というのが学生たちの感想。
そしてマイクロフィルム関連だと
八千代マイクロ写真社さんのページが参考になりました。
取材に行ってみたいなあ。
マイクロフィルムリーダとか使ってるところを撮りたい。

視聴覚資料については、あまり時間がなくて
貸与権について少し触れたくらいでそんなに詳しく説明できなかった。
もっと今は見なくなったような、
例えばOHPとかトランスペアレンシーとかの写真を撮影しておきたい。
でも図書館資料論って再来年には専門資料論と合併しちゃうんだっけ。
じゃあ要らないか…?

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自己紹介

自分の写真
ある日突然図書館司書資格関係の科目を教えることになり、司書と司書教諭の必要科目の大半を担当していました。次に図書館関連の道具を販売したり建築・改築をする仕事に転職し、図書館の機械化部門で図書館システムやらIC関係の仕事をしました。現在は大学図書館の司書(大学病院図書室、電子資料契約、RDM等の担当)として勤務。 ブログは教員のころに始めたものなので、当時からするとコンセプトは大きくずれているけど、まあよしでしょう。 博士(図書館情報学)。

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