潜入 他大の卒論発表会

2010年2月7日日曜日

研究

t f B! P L
今日というか昨日というか
某大学のドキュメンテーション学科(大ヒント)の
卒論発表会に遊びに行ってきました。

そこではほぼゼミ内で卒論発表会を行うため
(配属直後の3年生+発表者たち+OB・OG・その他=30人前後)
「殺伐度」が足りないため
緊張感を持たすためにお誘いをいただいたわけです。


自分も他大の卒論発表会なんて
見たことがないので
喜んでお邪魔させていただきました。
(物見遊山)


自分の大学時代を思い返すと
卒論を審査している先生などから
グサりと刺さる質問が飛んでくるのが常で
「卒論発表会=切るか切られるか」という空気だった気がします。


小心者である僕などは飛び交う質問を端からメモし、
質問のパターンを覚えて防御力を高めたりもしてました。

そのおかげもあってか
今日は13人中12人切ったし、そこそこいい仕事したでしょう。
(1人は質問が思いつかなかった…)



せっかくの機会なので
おおよそ質問されやすいポイントというものを列挙しておきましょう。

・なんのためにその研究を行うのか
 (研究の意義と必要性)

・参考文献に登場していない資料を読んだか
・先行研究調査は行ったか
 (重要になるはずのポイント押さえたか)

・従来の研究とどう違う視点なのか
 (新規性、進歩性など)

・本当に研究方法から目的の結果が得られるのか
 (研究の目的と方法の整合性)

・資料、発表、論文の体裁へのダメだし

・アンケートなどの偏りと分析結果への意見

・今後の展望や応用可能性をどう考えているか
 (考察部分の説明要求)


この知識は発表時の防御にもなると同時に
良い研究をするためにきっちり押さえておきたいポイントでもあります。



偉そうなことを書いてみましたが
まずは自分がもっとしっかり研究をしろという話。
頑張らねば…。

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自己紹介

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ある日突然図書館司書資格関係の科目を教えることになり、司書と司書教諭の必要科目の大半を担当していました。次に図書館関連の道具を販売したり建築・改築をする仕事に転職し、図書館の機械化部門で図書館システムやらIC関係の仕事をしました。現在は大学図書館の司書(大学病院図書室、電子資料契約、RDM等の担当)として勤務。 ブログは教員のころに始めたものなので、当時からするとコンセプトは大きくずれているけど、まあよしでしょう。 博士(図書館情報学)。

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