2010年2月1日月曜日

格言は哲学者たちの機知のほとばしりである -ヴォーヴナルグ「省察と格言」

図書および図書館史は本来1単位で十分な授業なのですが
僕のように2単位15回やらなければならなくなったら
ぜひ使ってほしい一冊をご紹介。


世界名言大辞典


定額給付金が出たときに迷わず買いました。
趣味で読むために買ったんですが、案外授業にも使えます。


というのも、
図書館の歴史に登場する偉人というのは
図書館にとってだけの偉人ではないのです。
特に西洋においてはその傾向がはっきりしています。

アリストテレス、フランシス=ベーコン、ライプニッツ
なんていったら図書館と関係ない偉人として聞いたことあるでしょう。
哲学者とか数学者とか。

そういう「考えることが得意な人たち」が
学問を深めるために必要だった「記録媒体」や「学校などの設備」、「図書の保存方法」についても
有用なことをいろいろ行っているので
図書館の歴史のテキストに載っていたりするわけです。


この本は日本の偉人についてはあまり対応できない感がありますが、
中国は結構いけますね。
別録・七略の劉向とか。漢書の班固とか。


基本的にこの手の名言はネットでちょちょいと検索すれば
すぐに見つかるんですが、
比較的マイナーな人も授業でさりげなく触れたい場合には
やはり一冊あると便利です。
読み物として面白いし。


個人的にはこの言葉が好きです。

"歴史は人間を賢明にし、詩は多才あるものに、数学は鋭敏にし、自然哲学は深遠にし、倫理学は重厚ならしめ、論理学と修辞学は議論に秀でさせる"   ― ベーコン「随筆集」


「学問を学ぶ目的は、その学問の知識を得るためだけではない」という
気持ちになるところがたまらなく好きです。やる気が出ます。


ちなみに各種相談サイトなどで、
名言・格言などを集めて公開するのは著作権的に
アウトかセーフかという質問が飛び交っていて
比べてみるとなかなかおもしろいです。

さて、この日記は大丈夫かなぁ~?

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