【図書館史4】【情報サービス概論4】

2010年4月29日木曜日

授業用メモ

t f B! P L
【図書館史4】
テーマ:0~14世紀ごろのヨーロッパ
聖書、冊子体、パリンプセスト、
パリ大学ソルボンヌ学寮など

参考資料の類。
The Roman Empire

二つに割れたのって395年じゃなかったけ?と思ったけど、
この授業ではそこは重要じゃないからいいことにしといた。

パリンプセストに関してはこれがおもしろかったので参考資料に。
凸版印刷・キケロプロジェクト成果編
http://www.toppan-vr.jp/bunka/pdf/DA200801_2_3.pdf
パリンプセストを解読する映像は
授業資料に適切なものがなかなか見つからなかった。

3大ケルト写本のうち、ケルズの書の写真(公式)
http://www.bookofkells.ie/book-of-kells/
簡単にしか説明を読まなかったけど、
材質はヴェラム(仔牛の皮)で、800年前後に書かれた福音書らしい。
再現版のようなものが日本でも出版されているから
それを読めば詳細がわかると思うけど、そこまで手が回らなかった。
ダロウの書とかリンディスファーンの書も
似たようなもんだってことで説明は省略。
教養がなくて福音書の説明が上手にできないから
3つのケルト写本の違いを説明するのはつらい。

あとは中世の大学を語る上でそれなりに重要(?)な要素になりそうな
「ゴリアルド族」という語が気になったので調べてみた。
平凡社の世界大百科事典では「放浪学生」として説明されている。
「中世のヨーロッパで、就学途中で脱落し、
あるいは大学を出ても就職できぬまま、地方を放浪した学生の総称。」
らしいです。
常にニート予備軍の僕にとっては親近感の湧く語です。

来年は「書物の形態」の歴史をしっかり押さえておきたい。
例えば背表紙がつくようになったのがいつか、とか。
中世後期~1500年ごろ(揺籃期本)のあたりだったような気がするけど
はっきり覚えてないし…。
でも知の再発見双書とかにありそう。


【情報サービス概論4】
テーマ:情報サービスの種類(直接的情報サービス)
レファレンス(の4種類の質問)、レフェラル、I&R、
カレントアウェアネス、コンテンツシート、SDI、
情報要求(の4段階)、ILL など。

そんなかんじの話。
いやー、この仕事始めてから辞書と仲良くなった。
図書館情報学用語辞典第3版は半分くらい読んだ気がするもの。

あぁ…、いま思いついた。
NDLのカレントアウェアネスポータルも紹介しておけばよかった。
不覚。でも別の授業でも紹介する機会があるからいいか。

広告

自己紹介

自分の写真
ある日突然図書館司書資格関係の科目を教えることになり、司書と司書教諭の必要科目の大半を担当していました。次に図書館関連の道具を販売したり建築・改築をする仕事に転職し、図書館の機械化部門で図書館システムやらIC関係の仕事をしました。現在は大学図書館の司書(大学病院図書室、電子資料契約、RDM等の担当)として勤務。 ブログは教員のころに始めたものなので、当時からするとコンセプトは大きくずれているけど、まあよしでしょう。 博士(図書館情報学)。

ページビューの合計

このブログを検索

ブログ アーカイブ

人気の投稿

ブクログ

QooQ