「単位くれよ!」という学生と
「だったら単位だす理由くれよ!」という教員の
微笑ましい攻防がぼちぼち始まり、これが片付けば夏休み突入です。
夏休みにやらなきゃいけない仕事と勉強は山ほどありますが、
そんなことより以前から気になっていた
「図書館員体験、一日図書館長のbefore→after観察日記」という
手間がかかりそうな企画が
実現可能かをGoogle先生に尋ねてみました。
だいたいこんな感じ。
○対象者
・有名人または小・中学生がほとんどで、
意外にも「普通の大人」を対象にはしない。
○企画の意図
○有名人の場合
・マスメディアパワーを使いながら図書館の存在をアピールする
・話題性が必要なので有名人,キャラクターなどを起用
・マスメディアに魅せるための仕事を少しだけ。
そしてささやかな感想。
○子ども(特に小中学生)の場合
・教育の一環としての職業体験
・読書振興のため
・図書館利用教育の振興
うん、なんかね、
専門的な業務の体験企画ではないらしく、
図書館側の準備裏話に驚かされるということもなさそうだし、
図書館の広報誌に載っている情報以上のことは
取材をしても出てこなそうな香りが漂っているんですよね…。
(各地の図書館員体験系企画の
タイムスケジュールを見比べたら卒論くらいにはなりそう)
よってこの企画はイマイチな気がするので
一時保留にして、ひとまずここにメモだけ残しておこう。
個人的には、
一般成人に専門的な仕事を体験させる→
図書館の裏側は高度な知識が支えていると認識→
クチコミや書き込みで図書館員の裏側の仕事が広まる→
図書館員すごい(立場向上)
こんな効果を期待して
「一般人の図書館業務初体験生中継」とかやってないかと
期待をしていたんですが。(すごく見たい)
探し方の問題かもしれないから、もう少し頑張ってみるかな。
サクラという仕事は
「"自分と同種の者"の動きは正しい気がする、
しかもその数が多ければ多いほど正しい気がする」
と感じる人間の習性があるから成立するんだろうと考えると
"一般の人が一般の人であること"を重視した取り組みとか
広報的におもしろそうだと思うんだけどなー
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自己紹介
- shibagon
- ある日突然図書館司書資格関係の科目を教えることになり、司書と司書教諭の必要科目の大半を担当していました。次に図書館関連の道具を販売したり建築・改築をする仕事に転職し、図書館の機械化部門で図書館システムやらIC関係の仕事をしました。現在は大学図書館の司書(大学病院図書室、電子資料契約、RDM等の担当)として勤務。 ブログは教員のころに始めたものなので、当時からするとコンセプトは大きくずれているけど、まあよしでしょう。 博士(図書館情報学)。
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