【学習指導と学校図書館13-14】

2010年7月19日月曜日

授業用メモ

t f B! P L
【学習指導と学校図書館13-14】
テーマ:NIE(教育に新聞を)
NIEの動向や方法や授業案などを見て、
学校図書館はどう関わっていけるのかを考える。

参考資料:
・NIEの全体的で簡単な話については、
 http://nie.jp/を見るといろいろ書いてあります。

 特に見ておきたいのはNIE実践の前後を比較した
 「第4回NIE効果測定調査」2005※PDF とか、
(事前と事後で調査人数が違いすぎる…?)
 NIE実践の実態調査 2008 ※PDF とか。

新聞を取り巻く環境については
日本新聞協会 Pressnetなども見ました。

あと普段スルーしがちかもしれないけど、
asahi.comなどのネット版記事は、NIE用のワークシートがついていたりします。
その他にもセミナーをやっていたり、出前授業をやってみたりと
当然ながら新聞社は積極的。

そんなわけで図書館が何もしなくても
NIEは成立する気がしないでもないんだけど、
図書館では「記事を探す」という支援ができるだろうし
その訓練だけはしておかなきゃと思ったわけです。

本当は日経テレコン21、聞蔵Ⅱビジュアルなどの
有料のデータベースが使えたりとか、
各新聞社が出すCD-ROM版があればよかったんだけど、
うちの大学にはないし…。

せっかくなので学生たちには「縮刷版」を使って記事の探索をさせてみる。
記事の再現性は縮刷版がいいんだろうけど、
「保存重視」でなければ電子データの方がよさげです。

あとNIEの事例に関しては
日本NIE学会編『情報読解力を育てるNIEハンドブック』,明治図書,2008
日本新聞教育文化財団NIE委員会編集『NIEガイドブック 総合的な学習編』,1999(販売終了)あたりを使ってみました。

『情報読解力を育てるNIEハンドブック』の
「株式欄を活用した株式学習ゲーム」はおもしろそうだと思いました。
「漫画・写真コーナーを使った方法」の5コマ目予想とかもユーモアのある遊びとしてはおもしろそうです。


個人的には教育効果に関して
「効果が高いとまでは言えない」という感じがあるので
来年はもう少しそのあたりを踏み込んで調べてみようかな。

広告

自己紹介

自分の写真
ある日突然図書館司書資格関係の科目を教えることになり、司書と司書教諭の必要科目の大半を担当していました。次に図書館関連の道具を販売したり建築・改築をする仕事に転職し、図書館の機械化部門で図書館システムやらIC関係の仕事をしました。現在は大学図書館の司書(大学病院図書室、電子資料契約、RDM等の担当)として勤務。 ブログは教員のころに始めたものなので、当時からするとコンセプトは大きくずれているけど、まあよしでしょう。 博士(図書館情報学)。

ページビューの合計

このブログを検索

ブログ アーカイブ

人気の投稿

ブクログ

QooQ