まずは特許庁のサイトにさりげなく存在する、意匠と商標の動画についてご紹介。
動画検索などでは見つかりにくいから書いておきましょう。
- 意匠権 ものづくりの強い味方/特許庁提供(計 約37分)
- 知っておこう商標のキホン ~商標制度の概要~/特許庁提供(約20分)
- サポートします!地域ブランド ~地域団体商標を登録するためには~/特許庁提供(約23分)
図書館でもビジネス支援・地域密着を大事にする動きがありますし
ビジネス、特に知的財産は
図書館やサービス業との親和性が高いと思っておりますので教養のためにどうぞ。
授業としては専門資料論で使うとちょっと楽しい。
2つ目はこちら。
図書館の達人 〈司書実務編8〉 新しい文化の創造をめざして
1999年に出版された"多文化サービス"のVHSビデオ。29分。
図書館サービス論の授業で使ってみました。
「多文化サービスって日本語が母語じゃない人用の資料を買えばいいんでしょ?」
みたいな考え方をしている人にぜひ見ていただきたい1本です。
「文化や習慣、言語の壁」が
一筋縄ではいかないことが伺えるストーリーになっています。
(途中で少しだけインタビューもあります)
序盤は感情だけで動こうとする主人公を見てイラッとする方もいるかもしれませんが、
それは「苦労の多いサービスだから情熱が必要になる」ということを伝えるために必要なんだと割り切って最後までしっかり見ることをオススメします。
後半は気にならないから大丈夫ですよ。
10年経ってるけどあまり古さは感じないし、いいビデオだと思います。
次はこれ。
ひとりで学べるたのしい点字
NPO法人全国視覚障害者情報提供施設協会が作成した点字教育システム。
…と書くと難しそうだけど、
中身は小学校の3、4年生あたりからを想定しているように見えます。
全体的にのんびりした空気が漂っているので、
点字を覚える必要がある人も焦らず着実に覚えるのが良いのでしょう。
Flash? 動画じゃないの? とか言われそうですが、いいのいいの。
その次は、
東京ITニュース 新しい表現 AR技術の電子教材/tokyomx(YouTube:2010.5.10投稿 3分10秒)
図書館の図の字もでない動画だけど、
教養として、新しいサービスを夢見るためにも気になっている技術。それがAR。
とは書いたものの、公共図書館などではたぶん無関係。
「見てわかる」がAR最大の特徴だと捉えると、
直接必要とされるのは「教育」「博物館」のジャンルだし
もし仮想的な本棚を作ったとしても大きなメリットはなさそうだし…。
電子図書館と真逆の思想だし、手間の割にいまいちだけど、
IKEAのARカタログみたいに
図書館用品の会社がARカタログを作ってくれれば便利かな?
次は文部科学省チャンネルから。
目指せスペシャリスト in 虎ノ門:文部科学省/mextchannel(YouTube:2010.12.14投稿 2分56秒)
この動画と図書館は、直接的には何の関係もありません。
しかし、
彼らのような成長を目指す人の裏側に図書館は存在しているんだろうか?
という疑問が頭をよぎったので貼っておきました。
図書館の実務者でもなく研究者でもない僕ですが、
このブログを始めてから
図書館がどのような潜在能力を持っていて何ができるのかを
常に考えているような気がします。
これはもしかして… 恋!?
最後にちょっとしたニュースを1つ。
少し前、「日経トレンディネット」の2010年12月07日の記事として"ナクソスが定額制映像配信!デジタル戦略、クラシックレーベルならではの強みとは?"
という記事が出ていました。
ナクソスってなんだよという方は、
まずNaxosのサイト(日本版)を見たらいいと思うんですが、
実はこれ、既に音楽配信サービスとして図書館に絡んでいたりします。
ITMedeia 2008年9月16日の記事"33万曲以上を聴き放題:岐阜県の高山市図書館、音楽配信サービスを開始"とか、
カレントアウェアネスポータルの2010年11月8日の記事"広島大学図書館が音楽配信サービスの提供を開始"とかね。
動画ウォッチャーとしては
今後図書館で動画などが見られるようになるのか、
契約を結ぶ図書館があるのかどうか気になっていますが、どうなるだろうね。
さて今回も雑多な感じでお送りしました。
図書館に直接関係のある映像の割合は少ない気がしますが、
そのための「わき道」なのでご理解ください。
来年もよろしくお願いします!
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