司書を目指す学生が自習するためとかいろいろだけど、
図書館系の映像資料を網羅したリストはweb上にないものかと探してみました。
映像資料は検索システムではイマイチ探しにくい場合もあり、
都合のいいリストがあればと思って。
とりあえずこのあたりが参考になりました。
○図書館情報学図書館所蔵資料:ビデオテープ一覧
○東京都立図書館(2004年頃まで)
○紀伊國屋 bookwebのカタログ
そしてリストを眺めたり、入手可能性を調べてみて思ったのは
- だいたい株式会社ポルケ(と紀伊國屋書店)と日本図書館協会が作るか、放送大学の資料。教育用であり、お金儲けのためではないことがひしひしと感じられます。
- 高値の理由は、需要が少ない、教育用だからというだけでなく、著作権処理済みの場合もあることがその理由みたい。個人で購入するというのも想定してないんでしょう。そりゃそうか。
- その値段と用途から、公共図書館が一館で揃えるとは考えにくく、基本的には大学図書館が所蔵していると考えた方が妥当な様子。
- 映像資料を使いながら授業を行っている例も、探すと出てくる。
- 品切れか絶版かわからないけど入手できない資料もけっこうある。
- 図書館の全体像、サービス面、媒体としての資料(特に紙)が中心。資料組織(図書館関係の勉強で学生が一番苦しむ領域)の映像は少ない。映像化しにくいから? でもパッケージ化されてなければ…
- 高値の理由は、需要が少ない、教育用だからというだけでなく、著作権処理済みの場合もあることがその理由みたい。個人で購入するというのも想定してないんでしょう。そりゃそうか。
また、捕捉として
- 「図書館の達人」は一部DVD化されたものが2009年に紀伊國屋書店から出版されている
- 「情報の達人シリーズ」、「豊かな学校づくりのために : 司書教諭の活動をとおして」といった新しいものは欠けている様子?
- 巻子・折本・冊子の取り扱い方(博物館実務ビデオ講座 美術工芸品の取扱い方 ; 3)もなかなかおもしろかったけどリストにあるのは「図書館」であり、周辺領域は載っていない。
- 授業に役立つ「所蔵されない資料」としてCRICの無償貸出ソフトなどがあるけど(公的機関はwebで見られる映像資料も多いが、"貸出"となっているものもある)、当然それらはリストには書かれていません。
この「図書館に所蔵されない資料」を図書館が案内してくれる日はくるんでしょうか。
そのあたりはけっこう真剣に気になっていたりします。 次世代OPACにも期待。 - 「情報の達人シリーズ」、「豊かな学校づくりのために : 司書教諭の活動をとおして」といった新しいものは欠けている様子?
ということで、リストはあるけど「教員が授業のために」と思ったら
自力で探す心構えも必要みたいですね。
これからもがんばって探していこう。
ちなみにインターネット上で探せる映像についてもいろいろ集めているけど、
それはまた別の機会にまとめていこうと思います。
(どうすれば上手にまとめられるか思案中。
はやく使える形にまとめておかなければ…)
0 件のコメント:
コメントを投稿