図書館博物館なるものがあるらしい

2011年1月20日木曜日

t f B! P L
ここ最近はシラバス書いたり、テスト作ったり、
センター試験の監督やったりバタバタしてたけれど、

その間に去年の秋ごろから積んであった本(まだあと7冊くらい残ってる)のうち、

情報検索アルゴリズム』や『知はいかにして「再発明」されたか』などを読んでいました。


そして研究関係の論文もまとめなきゃいけないにもかかわらず、
積読の解消をしたくてしょうがなくなり、
次に
Google PageRankの数理 最強検索エンジンのランキング手法を求めて
という本を読み始めたのであります。



で、本文に入って1ページ目に、
"(前略)…スウェーデンのボロースにある図書館博物館のように…(後略)"という文があり、
これが気になって調べたところからタイトルにつながります。



chromeでスウェーデン→英語に翻訳しながら見てみたんだけど、


図書館の名前はスウェーデン語でBiblioteksmuseet(ウェブサイトへのリンク)、
英語名はLibrary Museum。そのまんまだ。

ボロースは"Borås"と表記するようです。


ウェブサイトや紹介動画によると、
「スウェーデンの公共図書館とその関係者の活動がわかるような博物館」らしい。

非営利団体らしいことや理事(board)について書いてあるものの
運営に関しての詳細なことは見つからなかった。

コレクションは図書館や教育機関や個人からの寄付らしく、
リストを見た感じありとあらゆる図書館関係物を持っている様子。

家具、貸出システム、資料などなど。



動画(英語版)を見たところ

例えば本をしまうための箱(動画の2分10秒あたり)や、
検索・貸出用の謎の機械(4分35秒あたり)、
初版(?)と思われるちびくろサンボ(6分40秒あたり)なんかもあるらしい。



あとスウェーデンの公共図書館のカード(利用者カードかな?)を
集めるプロジェクトもおこなわれていて、
以下のURLからカードのデザインが見られます(※PDF注意)。

http://www.biblioteksmuseet.se/sites/default/files/media/lanekort_samling.pdf




日本にもこういう施設はあるんだろうか… 聞いたことはないけど… 



でもおしゃれカードグランプリが開かれたり、
趣味でコレクションしてる人がいてもおかしくはないんだよなぁ…
(見ず知らずの土地でカードをもらう大義名分は気になるが。)


おもしろがって自分で集めるのも悪くないけど、
積んである本がいっぱいあってそれどころじゃなかったし、
そのうち時間のあるときに
本腰入れて日本の図書館利用者カードを収集している人を探してみようっと。

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自己紹介

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ある日突然図書館司書資格関係の科目を教えることになり、司書と司書教諭の必要科目の大半を担当していました。次に図書館関連の道具を販売したり建築・改築をする仕事に転職し、図書館の機械化部門で図書館システムやらIC関係の仕事をしました。現在は大学図書館の司書(大学病院図書室、電子資料契約、RDM等の担当)として勤務。 ブログは教員のころに始めたものなので、当時からするとコンセプトは大きくずれているけど、まあよしでしょう。 博士(図書館情報学)。

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