2011年9月27日火曜日

「屏風は双という単位で数えるんだって。」「そうかい!」

法令上、司書資格をとるために必修となる資料組織演習という科目があります。

これは図書館に受け入れる資料から
タイトルなどを抜き出したり、分類などの記号をつける科目なのですが、

演習と名がつく通り学生に課題を頑張ってもらう時間も多く、
教員にも暇な時間があったりします。


そこで今日は『日本目録規則(NCR)』という
「検索用のデータベースや目録に登録するデータのとり方に関するルールブック」みたいな本の、

巻末についている用語解説集を読んでました。


授業では時間の都合などにより図書や雑誌のデータのとり方が中心になり、
それ以外の資料のデータのとり方についてはあまり踏み込まないため、

用語集で引いたことがない用語もけっこうあるのです。


ということで、今日初めて勉強した用語はこちらでございます。


  • 隻 ― 左右一対の屏風の,一方だけを数えるときに用いる語。

  • 双 ― 左右一対の屏風の,対を単位で数えるときに用いる語。

  • マイクロオペーク ― 縦および横の方向にマイクロ画像を収めた不透明な材質のシート。

  • 目首 ― 目次の冒頭の語句。

  • 屋号 ― 近世において出版を業とした家の称号。一般には商家の屋号も入る。

  • 零本 ― 欠巻・欠冊が多くて,残存部分が少ない資料。端本。
(『日本目録規則 一九八七年版 改訂三版』付録6 用語解説 より抜粋)


どうも僕の人生では、片手で数えられるくらいしか出番がなさそうです。

まあ、そこが楽しいんだけどさ!


出版用語な気もするけれど、目録用語は奥が深いですね。



ところで、改めて用語解説やら他のルールを眺めていたら、

「カタロガー(データの登録などをする人)にとって最も苦しい資料は何か」について

とても気になってきました。


単純に考えると、
"何も書いてない資料"、"発音が想像できない謎の言語で書かれた資料"
あたりかとは思うのだけど、

形やら、入手条件やら、出版形式も含めて考えないと…。


よし、そのうち「もっとも難しい架空の資料」の条件を割り出すチャレンジをしよう!


この企画が有意義かどうかは別にして、勉強にはなるだろうし、おもしろそうだから。

余裕があったら実際にその資料を作ろう。


そして、その時のタイトルは
「半人前が目録規則に挑戦状をたたきつける」とかにするんだ。

あ、なんかワクワクしてきた!


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