印刷の技術に関わる資料について

2010年3月10日水曜日

t f B! P L
東京で会議があったついでに印刷博物館
「文字」「印刷技術」に関わる役に立つ資料を探してきました。
授業としては図書館史に深く関わる領域です。

・近代印刷のあけぼの(非売品の可能性あり)
・世界の文字の図典(普及版じゃない方)
・メディアの技術史

以上の3冊が特に有用と感じた資料です。
特に「近代印刷のあけぼの」は
印刷機の写真なども豊富で授業で見せるにはちょうどいいと思われます。

また、印刷博物館に入場するともらえるリーフレットである
「印刷博物館プロローグ展示ゾーンのご案内」の
「人類のヴィジュアル・コミュニケーションの流れを再現」
と題された、館内で見られるミニチュアの写真(12枚)も
図書および図書館史の授業を行う上での価値ある資料となりそうです。

活字印刷について知りたい場合、
博物館内の「印刷の家」で活版印刷の体験をするというのもありです。
(解説したビデオの貸出もしているらしい)

館内の資料では、
・ロゼッタストーン(レプリカ)
・グーテンベルクの42行聖書(たぶんレプリカ)、
・ディドロ&ダランベールの『百科全書』(本物かレプリカか不明)が
置いてあるところも見逃せません。

本当は授業の時間を使って学生に見学をさせることが一番ですが、
東京の大学などでなければ、なかなかそうはいかないのが残念なところ。



ひとまず近いうちにもう一度行くことになりそうだったため
詳しくは調査してこなかったのですが、詳しいことが分かり次第追記します。

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自己紹介

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ある日突然図書館司書資格関係の科目を教えることになり、司書と司書教諭の必要科目の大半を担当していました。次に図書館関連の道具を販売したり建築・改築をする仕事に転職し、図書館の機械化部門で図書館システムやらIC関係の仕事をしました。現在は大学図書館の司書(大学病院図書室、電子資料契約、RDM等の担当)として勤務。 ブログは教員のころに始めたものなので、当時からするとコンセプトは大きくずれているけど、まあよしでしょう。 博士(図書館情報学)。

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