印刷博物館で行われている「世界のブックデザイン2010-11」に行ったのでメモ。
そのうち授業のネタになるかもしれないですし。
概要と様子に関しては、ブック・アサヒ・コムの記事がありますし、
僕が書く必要はないでしょう。
会場のP&Pギャラリーは紙と鉛筆しか使えない場所で、
ゆっくり見ている時間もなかったので気になった本だけをピックアップ。
メモが間違っていたらすみません。
まずは受賞作から。
Atlas of Transformation (チェコ)
本中の重要なキーワードで表紙・裏表紙・背が埋め尽くされている本。
審査員がどう評価していたかは忘れたけれど、
本を開かなくても中身が想像できるというのはなかなか機能的だと思います。
さすがに「該当ページにジャンプする」という索引の機能までは持っていなかったけど。
(僕のメモにはAtlas Trans formanceと書かれているけど、改めて探したら見当たらなかった。メモが間違っているのかもしれないけど、表紙のデザインは確かにこれだったはず。)
von einem der auszog das furchten zulernen
白以外の3色だけ使った書かれた絵本。
「危険なこと」の絵だけが延々と載っている。インパクトが大きい。
amazon他いろいろ試したけど画像が見当たらなかったので
上記ブックアサヒコムの記事中【「世界のブックデザイン2010-2011」の展示を写真特集で】というリンクをクリックして見られる写真の、
「受賞作」の上から4段目の4枚を参照していただくということで。
Gerd arntz graphic designer (オランダ)
and willem
ブックアサヒコムの記事中【「世界のブックデザイン2010-2011」の展示を写真特集で】の
「各国のコンクール入選作」の上から2段目、左から2番目。
顔がないってのも逆に気になるものだなぁ。
今度は受賞作以外。
where next with book history(オランダ)
お使いのPCは正常です。
画像中の小さい四角形部分だけで版型が決まっているわけではありません。
著者david mckitterick氏は大学の先生らしく、その最終講義用に作られたとか。
でもISBNはついてるのです。
Ik leer je liedjes van verlangen en aan je apenstaartje hangen
動物図鑑みたいな絵本。文字もけっこう書いてあったような。
内容はさっぱりわからなかったけど。
ブックアサヒコムの記事中【「世界のブックデザイン2010-2011」の展示を写真特集で】の
「各国のコンクール入選作」の上から3段目、左から2番目の画像です。
あと日本の造本装幀コンクール関係のものも置いてありました。
もうすぐ絶滅するという紙の書物について
とか
リュドヴィック・ドバーム絵のジキル博士とハイド氏
ジキル博士とハイド氏 作:ロバート・ルイス・スティーヴンソン / 絵:リュドヴィック・ドバーム / 訳:リュック・ルフォール【再話】/こだま しおり【訳】 / 出版社:小峰書店 |
とか
赤の書
とか
テニスの王子様完全版
などなど。
デザインの面白さだけでなく、
発色やフォントなども評価されているようで、なかなか奥深いと感じました。
本当は一覧とかがあればよかったんだけど、
企画もとであると思われるLeipzig Book Fairのサイト(http://www.leipziger-messe.de/LeMMon/buch_web_eng.nsf)ほか、いろいろ見てもよくわからなかったので諦めました。
本当は一覧とかがあればよかったんだけど、
企画もとであると思われるLeipzig Book Fairのサイト(http://www.leipziger-messe.de/LeMMon/buch_web_eng.nsf)ほか、いろいろ見てもよくわからなかったので諦めました。
上記以外にもいろんな本がありますし、
気になるという方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
(入場無料。2011年11月12日~2012年2月19日まで開催。→詳しくは印刷博物館のサイトへ)
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