2011年11月18日金曜日

図書館総合展で気になった商品とか企業さんとか。

先日行われた図書館総合展に1日だけ遊びに行きました(初日の11月9日のみ)。

司書資格の取得を目指す学生に
図書館がどんな企業や技術に支えられているのか見てほしかったし、

僕は僕で面白い商品や見学先の候補を探して、今後の授業に役立てようと思いまして。

後者の方が本当の目的で学生を連れ回しただなんてそんなまさか。
授業のためどころか、最悪の場合ブログのためにしかならない可能性もあるとかそんなまさか。



そんなわけで、気になった商品や見学のお願いをしたところなどをメモしておきます。

あと、下の方におまけを書きました。よかったらそちらもどうぞ。

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  • 文生書院さんの、「本の小口に傾斜ができると見える絵」をデザインする技術がなかなか面白かった。

  • イマイチうまく説明できていないけれど、参考までに同社のブログ内を"小口絵"で検索した結果をリンクとして貼っておきます→(こちら


  • 山口県あたりで「読書通帳」なるものが発行されるようになった(参考画像 ※PDF)
    という話は聞いていたけど、
    日本ブッカーさんがえらくカワイイ読書通帳機『ブックキッズ』を展示していました。

  • 残念ながら同社のサイトには商品説明の画像がなかったようなのですが、
    「身長150cmのPAPERO」の顔部分にモニタがついていて、腹のあたりに通帳の出入口があるような感じ。
    (PAPEROってのはこれ。かわいい。)

    あと同社の図書殺菌機、「ブックシャワー」は
    殺菌し終わったあとに、ほんのりアロマの香りがしていました。
    これも1つのアイディアですなぁ。


  • 内田洋行さんではオイテミンホンなる高性能書架も展示されていました。

  • 文字入力をしなくても、ICタグ付きの本をかざせば関連書籍のデータが得られるという優れ物の書架。
    データベース・アルゴリズム的な意味でその手の仕組みはあったけど、書架ってところがすごい。
    ICタグ屋としてのイメージが強かったけど、
    オイテミンホンに限らずIT図書館システム「ULiUS(ユリウス)」の全体像もすごいですね。


  • 雑誌の製本でお世話になっているナカバヤシさんのブースで、製本・修復現場の見学をお願いしてみました。

  • 工場が関西にあるため関東で見るには厳しいかも、
    という話を頂きつつも前向きに検討をしていただけそうな感じ。どうなるか楽しみ。
    ちなみに、ブースで案内してくれた方が勤務先の担当営業さんだったことは後から知りました。
    衝撃です。


  • Libkawaiiな服を着ていたり、カーリルとコラボしていたり、
    展示で強い存在感を放っていたキハラさんの所では、
    電動アシストブックカートブンブン6の全長と止まり方に対するこだわり、本棚から本が落ちる可能性を減らす安全安心シートの開発話などいろいろ解説頂いたうえ、
    防災用ウェットタオルや、可変式展示用イーゼルなどをいただきました。充実してます。さすが老舗。


  • 授業の一環としてうまく時間が確保できれば製本の講義をお願いしようと思っていて、キハラさんには事前にその許可を頂いているのですが、
    授業として時間が取れなかった場合には図書館関係の友人たちでも集めて2、3月ごろにお願いしよかなと思っていたりもします。
    勉強、勉強。


  • プリザベーション・テクノロジーズ・ジャパンさんの大量脱酸システム:ブックキーパーは以前から知っていたのだけれど、
    国際特許ってのは初めて知りました。見学も可能とのことで、今度あらためてご連絡差し上げることにしました。



  • 新図書館建設を巡っていろいろニュースになっていた中津川図書館さんも出展されていました。

  • 見学が可能かどうか尋ねてみたら、ご相談には乗っていただけそうな流れでした。もし行くとしたらゼミ合宿とかのタイミングかなぁ??


  • 雄松堂さんでは、ガードルブック(wikipediaへのリンク)という、ベルトにひっかけるような形態の「祈祷書」が展示されていました。

  • 後日改めて、同社サイトの西洋稀覯書ページでも案内されている『丸善・雄松堂世界のファクシミリ版目録』と参考資料をいただきました。
    レプリカなどを積極的に集めようとする図書館じゃないと手が出ない額ではありましたが…。


  • あと読売新聞社のブースではヨミダス歴史館の2週間無料トライアル用パスワードをもらったり、毎日新聞社の毎日フォトバンクの紹介を聞いたり、というのも収穫でしたね。




他にもいろいろ回りましたが、特に面白かったのはこのあたりでしょうか。

ブースを回るのは時間と体力が必要だということはよくわかりました。
次までには体力をつけたい。
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おまけ。

勤務先は今年の夏に図書館システムを入れ替えたばかりだし、
滅びゆくキャンパスだから設備には予算が下りないし、
新しく作るキャンパスの方はもう新規業者の食い込む余地がないみたいだし、

何より僕は図書館員じゃないので、営業かけられたところで予算の執行権がないという、


ど う 見 て も 冷 や か し 



…なんですが、

初日の午前中から行ったせいもあるのか、
片っぱしから捕まりまくり、盛り上がりまくりでした。

企業の方と話すのも楽しいですよ。


各種企業さんとお話させていただいて感じたのは、

  • 専務・営業部長・代表取締役・館長など強い肩書の人が展示の説明にでていることもけっこうある

  • 頂戴したカタログを見ると、「図書館だけ」を相手に商売している企業は意外に少ない?

  •   (たとえば什器を展示しているところだと、オフィス用品の開発販売会社だったりする。逆にこれら企業の事業を統計とったりして分析すると図書館業界の違った見方ができるかもしれないですね。おもしろそう。)


といった点でしょうか。

現職の図書館員のみならず、
学生が就職したい会社を探るための場としても活用できそうですね。

きっと新卒採用のための合同企業説明会よりは楽しいでしょう。この業界志望なら。

なんなら「事前エントリの上で簡単な面接」とかやり始める企業が出てもいいくらいですよ。



あとスタンプラリーをうまくこなすために「人間の壁作戦」(※)が有効であることも確認しましたので、必要な場合はうまく使っていきたいです。

(※)昼過ぎくらいに現れた、「おたくのブース興味ないけどスタンプ押して!」という空気を全開で放ちながら練り歩くオバさま集団(図書館とは関係なさそう)の後をさりげなくついていき、スタンプを集める作戦。たいていの場合企業さんに捕まることなくスタンプだけもらえる。ただし何か大事なものを失った気持ちにもなる。それが何かはわからない。それにしてもギリギリな感じの作戦名だ。



さて、今月末は動画集め忙しくなりそうだなぁー

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