『課題解決型サービス』のDVD

2012年5月7日月曜日

リソース(映像) 授業用メモ

t f B! P L
そういえば更新久しぶりですね。 危うく遺跡とよばれるところだ。

ちょっと通勤距離がのびて遊び呆けてたらこの有様ですよ。てへ。


さて、今回ご紹介する作品はこちらです。
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LIBRARY VIDEO SERIES 図書館の達人 司書実務編
第3巻 課題解決型サービス(29分)

2009年

企画・監修:日本図書館協会

26,250円 
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なぜ3巻だけかって?  1巻と2巻は心が動かないタイトルで未視聴だからさ!

慶應大学の糸賀教授によって課題解決型サービスのねらいを4分程度説明されたのち
 (「相談できるほどのことか相談できる人がまず欲しいとされている」というフレーズがぐっときます。)、
4,5分ずつ各事例の解説が行われる構成となっています。

事例は以下の通り。

  •  横浜市中央図書館 行政支援サービス 
  •  神奈川県立川崎図書館 ビジネス支援サービス 
  •  東京都立中央図書館 健康・医療情報サービス 
  •  北海道恵庭市立図書館 子育て支援サービス 
  •  栃木県立小山市立中央図書館 農業支援サービス 

それぞれサービスの概要がシンプルにまとめられ、 
図書館員によって簡単にポリシーも説明されています。


図書館の人間が新サービスの展開を検討する場合に役立ちそうなDVDでもありますが、 
学生に見せるなら、
図書館サービス論あたりで基礎的なサービスについて解説した後がよさそうです。 

あ、教員としては「眠たさ」も気になりますが、
このDVDは眠くなりにくそうなので、授業で見るには良いと思いますよ!


 全体的に、
  • サービスに手がかかっている
  • 職員の養成をしっかりやっている
  • 行政との連携がうまくできている 
という印象を受けましたので図書館経営の話で触れるのもありですね。


どの程度の図書館がそれを実現可能かという問題はさておき、
図書館サービスがニーズを満たすことの重要性を感じる作りになっています。 


ルーチンになりがちな業務に新しい刺激がほしい!
忘れかけたモチベーションを取り戻したい!
そんな現職の方も30分時間をとってみてはいかがでしょうか。

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自己紹介

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ある日突然図書館司書資格関係の科目を教えることになり、司書と司書教諭の必要科目の大半を担当していました。次に図書館関連の道具を販売したり建築・改築をする仕事に転職し、図書館の機械化部門で図書館システムやらIC関係の仕事をしました。現在は大学図書館の司書(大学病院図書室、電子資料契約、RDM等の担当)として勤務。 ブログは教員のころに始めたものなので、当時からするとコンセプトは大きくずれているけど、まあよしでしょう。 博士(図書館情報学)。

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