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2014年6月24日火曜日

地域特性の見える貸出ランキング

「えっ!? システムとか扱ってたんですか!? 什器とラベルの業者じゃないんですか!?」
といわれる会社のシステム部門配属らしい僕です。こんばんわ。

とりあえず図書館のシステム(大学除く)でも、
入館ゲートでも、タグでも、自動貸返装置も、IC予約棚も
ご相談いただいたらすぐ飛んでいきますよ。
※気持ちだけ。実際は近場の営業担当や販売店の方が伺います。)



ところで、今日いろいろ調べている途中で、

「葛飾の図書館、DVDの貸出ランキングトップ10は、
毎年"男はつらいよ"シリーズで埋め尽くされている」

という事実を見てしまい、
なぜだかこの知識を広めなければならない気がしたので書いてみました。
(証拠は葛飾区立図書館のサイトから資料をご覧ください)


唯一、23年度の7位に「クライマーズ・ハイ」がランクインしているとか、
実はきっちり毎年トップが違うとか、
 24年度:男はつらいよ‐寅次郎の休日‐ 90回
 23年度:男はつらいよ‐知床慕情‐ 100回
 22年度:男はつらいよ‐寅次郎あじさあいの恋‐ 103回

何か生きたデータめいたものが見られますね。


当然、地域資料として重要な扱いではあるだろうから
コレクションが整ってはいるのだろうけど、
公共図書館でこれほど一色になるのも珍しいのではないでしょうか。
ここまで来ると区民の教養として位置づけられているような気がしてなりません。

いや、案外シリーズ制覇で特典が付くとか、
シリーズ名で古今東西するのがが中高年でブームとか…???


書きたくて書いただけのネタですが、
司書課程の授業をされる方などは、こういった小ネタで学生の心をつかんだ後に、
「コレクションのあり方とは…」、「地域資料とは…」、
「図書館システムで効率化できる業務とは…」、
「書誌記述形式における"シリーズ"とは…」といった感じで

ぜひなめらかな導入にでもお役立てくださいませ。

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