前から刑務所の中の図書室ってのに行ってみたかったんですよ。
図書館学の教科書に名前は出てくるものの
実態についてはほとんど触れられていない場所。
これはぜひ行きたい!
で、やっと時間が作れそうになったので問い合わせたんですよ。
ところが案の定というかなんというか
「法律を学ぶ学生なら見学は許可しているんですが…」とのことで。
「大学教員」というカードも切ってみたけどダメでした。
仕方なくそのまま電話インタビューとかしてみちゃったよ。
千葉刑務所教育部の方ありがとうございます。
うーむ…
「図書館の見学ツアーで行ったことあるよ」(医学系の図書館人)とか
「大学教員なら入れてもらえるよ」(哲学の教員)などと
聞いていたからいけると思ったんだけど…。
たぶん真正面から向かって行ってもだめなんでしょうね。
やはりコネか。よし。それっぽい人捕まえよう。
で、電話インタビューの結果なんですが
10年近く経っているこちらの記事と比べて
ほとんど変わりませんでした。
問い合わせた場所が同じなんだからしょうがないけど。
というわけで、自分で調べた追加情報も含めて新しく得た情報だけ書きます。
・官本(図書室所有)と私本(個人所有/家族などからの差し入れ等)があるが、
官本はほとんど使われていない
・刑務所の中は人がいっぱいになりつつある
・私本でも、本が届いたら審査はする。
自殺のすすめ、逃走ルートが詳しく書かれるものなどはダメ。
ただし、施設によって受刑者が若干異なるため
全国的な審査基準でのみ審査をしているわけではない。
基本は施設での判断になる。
・近くの図書館(例えば千葉県立、千葉市立図書館)との
連携(例えば団体貸出ようなこと)はおこなっていない。
(ちなみに図書館によってはこんな事例もあるよ)
・上記の記事で、読書の効果として触れられている調査
「『刑務所に関する意識調査』,法務総合研究所,1998」は
その後行われていないらしい。またやってほしいな。
・たぶん読書事情などについて本格的に知るためには
矯正図書館(こちらはだれでも入れる。主題が刑務所なだけ?)で
調べるしかない。
残念だけどこの企画はそれっぽいパイプができるまで一時凍結。
いずれ必ずこの目で中を見るぞ。
追記
返信削除そういえば官本は寄贈が多いとかも聞きました。
コレクションを作る方針とかは特にないらしいです。