あったらいいな(?)こんな図書館サービス

2012年11月28日水曜日

ネタ 企画 無責任発言

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今年もこっそり図書館総合展に行き会場をウロウロして
脳のアイディアを思いつく部分が刺激されたのか、

なんか急に図書館のサービスを提案したくなってきたので
忘れないうちに垂れ流しておきたい。


もう積極的に垂れ流していきたい。


最近は「読書施設」を全面に押し出したサービスよりも
地域のコミュニティセンターとしての役割が求められつつあるようですので、

図書館がどうするとかそういったものはさておき、
本気かネタかわからない自由な感じで
いろんな企画と機能を盛り込むことを無責任に提案していきたいです。



  • 図書館版「本の闇鍋」

「本の闇鍋」という名前の方が認知度が高そうですが、
正式な名称は、紀伊國屋書店さんが行った「ほんのまくらフェア」でございますね。

冒頭部分を印刷したブックカバーで本を覆って表紙等を隠してしまい、
気にいった書き出しを頼りに本を購入してもらおう! というのが本家の企画です。

考えてみれば、昨今の図書館資料はICタグによって管理されつつありますので
装備後にカバーで覆って背表紙やラベルが見えなくても
管理上は大して問題なさそうですし、
闇鍋専用棚を作ってしまえば配架で混乱する心配もなさそうに感じます。


ブックカバーを作るのが若干面倒な気がしますが、やれるんじゃないでしょうか。

開いてみるまで分からないなんて興奮するじゃないですか。楽しそうじゃないですか。


近頃はやりの「セレンディピティ(wikipedia--セレンディピティ)」も満たせそうで、なお魅力。



ついでに言うと、最近はkumori共読ライブラリーなど、
読書体験を共有することも人気なようですから、
どうせなら貸出・返却サイクルのどこかで図書館員か利用者か、あるいはその両方が
ブックカバーに直接感想を書けるようにしても面白いかもしれません。

なんかオープンな交換日記みたいになるのか。

記名制にしなければ、
図書館の自由で問題にされた「耳をすませば」みたいなことにもならずに済むでしょう。

名前という手掛かりは資料に残らないものの、
筆跡という手掛かりが資料に残る可能性はあるので、
知的な出会いの一つくらい生まれてもおかしくない。ロマンティックすぎる。


正直なところ、学校図書館のティーンズ文庫あたりで
中高生女子をメインターゲットに実行するのが一番面白そうです。

学校という閉じられた世界の口コミ効果をフルに活用できそうだし、
あまり図書館を利用しない層への遊び場を提供できるかもしれない。


利用者の広がり方をネットワーク分析の手法で研究しても面白そうだなぁ。…ニヤリ。

うむ。脳内シミュレーター的にはいける気がしてきた!



  • 読書療法(ビブリオセラピー)

以前から気になっている読書療法、本を読んで癒されるコーナー設ける提案。

個人に焦点をあてない単なるリスト作りなら従来の司書で十分可能な範囲ではあるものの、
「選書ができる司書」と「精神科医・カウンセラー」の共同作業が可能になれば、

よりパーソナライズし、かつ個々人の移ろいやすい気分に適した読書相談を行えて、
人の精神にやすらぎをもたらしてくれるのではないだろうかという期待。


敷いて言うなら、
科学的・生理的に効果が実証されているのか謎、
「精神が不安定な人に読書の力で後押しをしよう」という方法に感じるため
下手をすると悪い効果がでる可能性もありそう、
ようは理論が確立しないうちは手を出したら火傷しそうだとか、

何より仕事量がどうしようもないくらいに膨れ上がりそうという問題はありますね、きっと。

あとプライバシーがしっかり守られる必要があるところもポイントになるのかな。


でも疲れた社会の人々に癒しを与える図書館というキャッチフレーズは魅力的。


カウンセラーも図書館司書資格とおなじくらい食えない資格だったような気がするので
広い日本のどこかにカウンセラー資格持ちの図書館員とかいても良さそうなもんだが…

と、思ってGoogleで探してみると、少なくとも一人はいた。


癒しの施設という意味では図書館の必要性は弱いと思うけど、
図書館の可能性という意味ではどこまで頑張れるのかとても興味があります。

レファレンス担当者が、
知識を与えるのではなく顧客の感情のケアまでしはじめたら、痛快だと思いませんか?




  • 頑固爺説教室

図書館や公民館どころか教会の懺悔室機能を取り入れた説教室を作ってみてはどうか、という提案。

暇を持て余し、価値観もぶれなくなった頑固爺が常時待機(または予約制)な部屋を作る。

我が子を怒るのが下手な親やシングルマザーが泣きつく拠り所であったり、
「人には言えない悩みがあるけど、誰かに喝を入れて欲しい」という
"叱られたい人"を精神的に満たす斬新な施設。

ニーズがどの程度あるか全くもって謎なうえ、
常識や節度、口の堅さも含めた頑固爺の人選にその難しさがある、そんな企画。
一応、シルバー人材の有効な活用と言えるかもしれない。

教会や寺のように特定の宗教に肩入れせず、
公平にみんなを怒ってくれる感じが頑固爺の良さ。

地域コミュニティが崩壊して久しいと言われる昨今にこそ、ひかり輝け頑固爺!

失礼なことを言っているようにみえるかもしれませんが、
僕は将来頑固爺になることも視野に入れて生きているので
全然失礼じゃないよ。むしろちょっとした憧れなのです。

ところで、どう図書館を絡めたらいいんだろう…? さすがにわかんないなぁ…。

________

さて、ここまで書きたい放題とりあえず書いてみましたが、
実際の現場では、人材が、予算が、設備がと、なんだか問題が山積みのようですね。

全ての問題に対処しながら新しいことをするのは難しいでしょうけど、
個人的には、なにか新しいことを生み出す
活気のある図書館を見たくてしょうがないものです。

「予算がないからできない」ではなく
予算がない中でもこんな新しいこと考えました。やれる範囲での実績は作ったけど、もっといいことしなきゃいけないから予算が必要。きっとやれる。くれ。」 という攻めのスタンスを持ち、
その起爆剤となるような企画をぜひ見たいものです。


業界の片隅にいる僕のような人間でも思うところはあるくらいだし、
きっと業界の中心にいるような方はもっとすごい企画を日夜練っているに違いない。

まだまだこの業界は目が離せないな…!


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自己紹介

自分の写真
ある日突然図書館司書資格関係の科目を教えることになり、司書と司書教諭の必要科目の大半を担当していました。次に図書館関連の道具を販売したり建築・改築をする仕事に転職し、図書館の機械化部門で図書館システムやらIC関係の仕事をしました。現在は大学図書館の司書(大学病院図書室、電子資料契約、RDM等の担当)として勤務。 ブログは教員のころに始めたものなので、当時からするとコンセプトは大きくずれているけど、まあよしでしょう。 博士(図書館情報学)。

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